Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)LA LA LAND@109シネマズ名古屋 ~閉じられていく未来について考える

f:id:mailto1979:20170406091136j:plain

★★★☆

アカデミー賞をにぎわした「LA LA LAND」をやっと観てきました。

監督のデミアン・チャゼルは、僕が2015年の年間第2位にあげた映画「セッション」の監督でもあり注目していました。

lifeisashowtime.hateblo.jp

今回はミュージカル映画ということでついていけるかの不安もありましたが、そこは上手い捌きで、ほどよく万人受けするようになっていたと思います。

内容としては、主演のライアン・ゴズリング演じるピアニストとエマ・ストーン演じる若手女優が恋に落ちる1年を描きます。それにしても「セッション」でもそうでしたが、あくまで主演の2人にフォーカスしまくりですね。逆に2人だけでこれだけ持っていくのもすごいのですが。

そしてエマ・ストーンが魅力的すぎます…。目力が強いとでもいうのでしょうか。

観終わってしばらくたってから考える映画

鑑賞直後の評価としては、フーン…程度だったのですが、思い返してみるといろいろ考えさせられる映画でした。

男と女の過去の恋愛に対する感情だったり、幸せは人それぞれということであったり…。

特に考えさせられたのは、夢を追うということ。

本作はオープニングは、LAのハイウェイの交通渋滞のシーンでのミュージカルで始まります。それはカラフルで、誰もが夢を追う世界。

しかし物語が進むにつれて、そのハッピー感が減っていきます。ミュージカルシーンが減るのもそうですが、エマストーンの着ているドレスが原色ものからトーンダウンしていきます。なんなら最後は黒いドレスになってしまいます。

物語は二人の出会いの1年+5年後で完結しますが、人生というものは落ち着くところに落ち着くということを強く感じます。

赤塚不二夫風にいうなら「それでいいのだ」です。

 

もうひとつ秀逸だったのが、タイトルです。

「LA LA LAND」には、ロサンゼルスという意味とお花畑ちゃんという意味があるそうです。2人の(まぁだれもがですが)若かりし頃の夢も恋愛も追うお花畑ちゃん状態とロサンゼルスとのダブルミーニングでつけたこのタイトルには脱帽です。

桜舞う晴れた休みの午後、シューズを履いて桜の名所をランニングしてきた!(名城公園編)

今年の桜は天気が悪いせいか長く楽しめます。先週の朝ランにつづいて、桜舞う週末なった日、午後天気が回復したので、桜をめでながらランニングをしてきました。

今回は名古屋の桜の名所のひとつである名城公園を目指します。

名城公園といえばお堀に越しの桜

名古屋市内の桜の名所である鶴舞公園が、桜の木の下で宴会!に対して名城公園は堀に枝を伸ばす桜が見どころになります。

 f:id:mailto1979:20170410040619j:image

 f:id:mailto1979:20170410040647j:image

 f:id:mailto1979:20170410040659j:image

カメラ片手に散策する人が多数いらっしゃいます。

名城公園というとお城部分とその北側の公園に分かれますが、北側はこんなカンジ。

 f:id:mailto1979:20170410040759j:image

 f:id:mailto1979:20170410040749j:image

名物の風車広場では宴会が(それでも鶴舞公園に比べると少ないかなぁ)。

北側の公園はジョギングコースも整備されていますので、ジョギングしている人もちらほら。桜の下のジョギングはテンションがあがります。

おまけ:テレビ塔と桜

f:id:mailto1979:20170410040857j:image

帰りにテレビ塔のあたりも通って帰ってきました。このあたりにも桜がちらほら。芝生になっていればこのあたりでお花見もいいのですけどね。

lifeisashowtime.hateblo.jp

今年は早速!? ナゴヤドームで、中日×広島戦を観戦してきた!

f:id:mailto1979:20170407092829j:image

個人的な昨年の一番のニュースは、「カープ優勝&日本シリーズを観てきた!」ことです。

lifeisashowtime.hateblo.jp

昨年は、当然優勝するなんて思っていませんでしたので、ナゴヤドームに足を運んだのは8月末でした。

lifeisashowtime.hateblo.jp

 

 

しかし今年は昨年日本一になれなかった雪辱もあるので、しっかり応援していきたいと思います。

ということナゴヤドームの開幕三連戦がカープということで、仕事を切り上げてその3戦目に観戦してきました。

 

今回も外野ビジター応援席での観戦!

日本シリーズでユニホームも購入したので、外野ビジター席で観戦です。応援席での観戦って楽しい!特にカープは、立ったり座ったりする応援スタイルでこれがなかなか楽しいです。

 

試合は、球場についた途端、3点を広島が先制。その後、中日の大島のホームランや抑えの中崎が2点を許し、延長戦へ。

延長11回に新井がライトへの犠牲フライ。三走・田中が生還。そして同時に、一走・丸もスタート。一塁手ビシエドが平田からの返球をカットし、思惑通り、一、二塁間の挟殺プレーに持ち込んだ。二塁ベースカバーが不在となり、そのスキを三塁に到達していた菊池は見逃さず、2点を挙げ、これが決勝点となりました。

 f:id:mailto1979:20170407092843j:image

この最後は広島らしい、地味な勝ち方で5-3で何とか勝利。それにしても先発、大瀬良もかなり打たれていましたし、抑えも中崎も打たれるということで、中日に15安打も打たれています。なかなか簡単には勝てない試合でした。

今年は思ったよりも大変な年になるかもしれません。

 

桜咲く晴れた朝はシューズをはいて桜並木をランニングにしてきた!(山崎川編)

今年は3月の気温が低く、開花が遅めだった桜。4月に入りやっと暖かくなり桜も咲き始めました。そして平日、あまりにも天気が良かったので、会社の午前休をもらい名古屋の桜の名所「山崎川」のほとりをジョギングしてきました。

家からもほどよく距離がありジョギングにはぴったりです。

 f:id:mailto1979:20170405091414j:image

平日の朝8時台ということで、ジョギングしている人はほとんど見かけませんでしたが、カメラを片手に散策するおじいちゃんたちが多数いらっしゃいました。

桜の木の下で宴会もいいですが、こうしたしっとりと味わう桜並木もいいですね。

 f:id:mailto1979:20170405091354j:image

f:id:mailto1979:20170405091402j:image

残念ながら桜はまだ四分咲き程度。それでも青空と桜、そして川面のある風景は美しかったです。こうしたことを気にするようになったのは、自分が年をとったということなのでしょうか。

 

 

lifeisashowtime.hateblo.jp

毎年楽しみにしているIMAIKE GO NOW2017に行ってきた!

今池界隈のライブハウスで行われるサーキットイベントIMAIKE GO NOW。今年は2DAYSに拡大して行われました。もちろん今年も参加です。

2日間で観たアーティストは次の通り。

 

グッドラックヘイワ
LACKY TAPES
かみぬまゆうたろう
two lead
Helsinki Lambda Club
さかいゆう
yule
GEZAN
Helsinki Lamba Club
奇妙礼太郎
nakamura Emi
ReN
BUGY CRAXONE
The Skatebord Kids
Sunday カミデ(DJ)
ドミコ
キネマズ

という17組。印象的だったアーティストを備忘のために記しておきます。

 

奇妙礼太郎


奇妙礼太郎 - 君が誰かの彼女になりくさっても

もうグダグダの天才。それでも歌は上手く、キャラも面白く、許されるのが彼。今回のグダグダっぷりは今まで見たなかで一番でした。

 

yule


yule / ゴーストタウン - From Debut full album「Symbol」2017.02.08 On Sale

今回のベストアクト。北欧の雰囲気が漂うこのサウンドがたまりません。どうも鉄琴を使うアーティストが好きなようです。

 

ReN


ReN - Lights [Offcial Video]

今回一番見入ったアーティスト。ルーパーを使いひとりで繰り出す魔法のようなライブで、それはマジックをみているようなステージでした。

これだけルーパーを使うライブはジェイクシマブクロぐらいではないでしょうか。

 

2日間ライブサーキットでいい音楽に巡り合いましたが、さらに感じたのがり今池という街は面白い。それは個人商店が多くあるということにほかなりません。個人資本が集まること、路地が活性化することで、それが街の魅力につながります。 

そういえば出ているアーティストもテレビにでるような人はほとんどいません。あくまで個人ビジネスに近い人たちです。それが街の雰囲気とあいまって面白さがでてきます、

(読書)里山ビジネス/玉村富男  小さい社会で食べていくということ

長野県の上田にワイナリーをつくり、レストランを立ち上げた著者の物語。

ワイナリーや畑の大変さなどもつづられていますが、本書の本当の読み応えは、小さな循環サイクル、小さな観光、小さな雇用といった個人レベルのこれからの生き方の提案だったと思います。

資本主義のビジネスとしては非常に厳しい世界だが、個人や小さな地域が暮らしていくにはなんとかやっていける。それはグローバル化や東京集約への反抗であり、成熟した社会のひとつの形でしょう。

 

小さい社会で食べていくこと

著者は、ワイナリーというものを通して地域として小さく循環し、受け継いでいくことを実践しようとしています。それはインターネットの普及によって、多大な広告費をかけなくても宣伝をすることができるようなった恩恵があります。

それと同じようなことで連想したのは、音楽シーンについて。

現在の音楽シーンは、もはやテレビ発で一発あてるという旧来型のビジネスもありますが、その陰でインディーズシーンというメディアが取り上げないシーンがあります。本人とマネージャーの1人ぐらいは食べることができるシーンです。

SNSなどで発信をしたり、全国の小さいフェスに呼ばれたりするアーティスト。移り変わりの早い若者ではなく、固定ファンに支えられるアーティスト。自分がやりたい音楽を自分がやりたいときにやるアーティスト。インターネットやSNSの発達でこのやり方がなりたつようになりました。アイコンとして数年で消費されてしまうよりよっぽど人間味がある気がしてなりません。

 

こういう考え方をするのも自分が年を取ったということなのでしょうね。

人生は長い!

長い人生をどう生きるかを考えたときに、パッと咲かない人生もありなのだというのは若者という世代が終わり、壮年という世代に入ったということなのでしょう。

 

里山ビジネス (集英社新書)

里山ビジネス (集英社新書)

 

 

(映画)モアナと伝説の海@109シネマズ名古屋

f:id:mailto1979:20170326170552j:plain

★★★

 

相変わらず子供たちとの映画の日々です。今回セレクトしたのはディズニー最新作の「モアナと伝説の海」。あとで気づいたのですが、女性が主人公ということで女の子が多かったです。そういえば息子とは、「アナと雪の女王」も連れて行っていましたねぇ。全然気にしていなかったです。ディズニー映画は安心のクオリティというところでセレクトしていたので…。

 

本作で驚かされるのはなんといっても水の表現のCGでしょう。あまりにもイメージ通りというのはこういうことを言うのでしょう。

内容はというと最近のディズニー映画の傾向を踏襲し、恋愛的要素が薄く、戦闘シーンもほどほどに描くという演出でした。「アナと雪の女王」もでしたが、女性主人公の自立(自分とは何者か)を描くストーリーとなっています。

どこかで揺り戻しが来るにせよ大局的にはこうした自立した女性というものがカッコいいという流れは時代といえるでしょう。

 

5歳の息子は普通に面白かったようで、ココナッツの海賊との闘いシーンが面白かったそうです。2歳の息子は結構、暗いシーンが多く、怖かったということです。いやぁ子供たちと映画鑑賞っていいですね。

それが一番幸せです。

 

www.disney.co.jp