Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

読書

(読書)色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹

世の中は「騎士団長殺し」で盛り上がっている村上春樹ですが、僕は少し前の作品を読了です。今回読んだのは「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 」になります。 中編であり、かなり現実味のある設定ですので、非常に読みやすかったです(といっても…

(読書)言ってはいけない/橘玲 ~科学と人道の間を感じる本

毎回、魅力的な題材をテーマにする著者。僕自身、特に金融もの経済ものの著作にはかなり影響を受けました。本作は社会学とかに分類されるのでしょうか。そして20万部を超えるヒット作となっています。 科学の発達と人道的見地の間で 遺伝や美貌、環境因子の…

(読書)1998年の宇多田ヒカル/宇野維正 世代として楽しめる1冊でした!

CDが最盛期だった1998年。この年のデビューだった、宇多田ヒカル・椎名林檎・aiko・浜崎あゆみという4つの視点から音楽シーンをみるという試みの1冊。 80年代の洋楽シーンにマイケルジャクソンとプリンスとジョージマイケルがいたように、日本のお笑い界に…

(読書)職業としての小説家/村上春樹

村上春樹の新刊がでるというニュースが流れています。そんな著者自身が”小説を書くということ”自体をテーマにしたエッセイ集です。 読んでいてわかるのが、著者が「いかにもな」小説家らしい雰囲気ではないということ。 毎日、規則正しい生活をし、数時間机…

(読書)グローバル化の終わり、ローカルからのはじまり/吉澤保幸

世界を覆うグローバル化の波。その波から地方をどう救うか。本書の冒頭では ローカルに埋もれている場所文化を甦らせ、お金を自らの意思で「質」を変えて上手に使い、幸せの価値軸を物質文明から生命文明に転換させ、持続可能な地域社会をつくり上げるという…

(読書)新・所得倍増論/デービッド・アトキンソン 要は「生産性」の問題だ!

キーワードは1人当たり Amazonでベストセラーになっていた本として購入。 本書の9割は、現状の日本の生産性の低さを説いています。日本は世界3位のGDPの国ではあるが、一人当たりはGDPは27位と先進国のほぼ最下位。働かないといわれるイタリアやスペインよ…

(読書)「Chikirinの日記」の育て方/ちきりん 初めてkindleで読んだ本

先日、ついにkindleを購入したエントリーを書きました。 AMAZON サイバーマンデーで、ついにKindle Paperwhiteを購入! - Life is a showtime でそのkindleで初めて読んだものがこの本になります。Amazon プライムに入っていると月に1冊無料でダウンロードで…

(読書)サピエンス全史/ユヴァル・ノア・ハラリ 人類の歴史と未来を学際的に検証する名著!

以前に読んだ「文明崩壊」「銃・病原菌・鉄」 のジャレイドダイアモンド大絶賛の人類史とでもいう一冊。歴史的見地ではなく生物学的・物理的・化学的に検証していきます。 全世界で絶賛の嵐というのがわかる読み応え十分の一冊でした。 (読書)文明崩壊/ジ…

(読書)魔法的モノローグ台本+4+2/小沢健二

今年6月に行ってきた小沢健二のライブで買った1冊。こちらエッセイが3篇と広告についての考察が書かれている。 エッセイでは、国際結婚をした彼による日常で感じる言語について書かれている。子供を育てていく中での気づきなんかも書かれています。 その後…

(読書)マンションは10年で買い替えなさい/沖有人

不動産本です。今回はマンションを所有する側の本になります。 本書によれば、費用対効果の良いマンションを自宅として所有することで、資産を築くことができるということを説いています。 分譲マンションの8つの真実 まずはどういうマンションがよいかにつ…

(読書)ローマ人の物語 ローマ世界の終焉/塩野七生

長かった ローマ人の物語もついに終わりです。 『ローマ人の物語』ではローマ帝国の崩壊は、地中海が内海ではなくなり、人々を隔てる海になった時をもって終わりとされています。そのあとだらだらと続く東ローマ帝国はもはやローマ帝国ではないというスタン…

(読書)ローマ人の物語 キリストの勝利/塩野七生

『ローマ人の物語』もかなり終盤戦です。 今回はタイトルにもあるとおり宗教的なお話しが多いです。つまりローマ国教としてキリスト教が認められる時代のお話しです。 皇帝でいうと大帝コンスタンティヌスの息子、コンスタンティウスからユリアヌス、テオド…

(読書)マンション格差/榊淳司

子供を持つ家庭のご他聞にもれず我が家もマイホーム購入するかどうかで頭を悩ませています。 基本的には賃貸派なのですが、親からの援助や低金利などにひかれて購入もなくはないというスタンスです。ただ購入する場合は、中古マンションもしくは一戸建てかと…

(読書)ローマ人の物語 最後の努力/塩野七生

だらだらと読み続けているローマ人の物語も終盤戦です。やはり衰退期の物語は読むのにエネルギーがいります。 今回は、ディオクレティアヌスからコンスタンティヌスにかけての物語です。蛮族の侵入が多発した3世紀の迷走するローマ期を一応まとめあげたのが…

(読書)つながる図書館/猪谷千香 ~図書館の新しい事例もいっぱい紹介されています~

CCCの増田社長も言っていましたが、個人的に「 図書館と病院はこれからの日本のキーになる場所」だと考えています。実際、CCCは図書館運営に乗り出しています。 そんな図書館の新しいトレンドを多くの事例とともに紹介している一冊になります。 全国の図書館…

(読書)なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか/峯山政宏

シンガポール本、2冊目です。先の「物語 シンガポールの歴史」が硬派だったのに対して、本書は軟派な1冊でした。国の歴史的な流れを把握しているので、頭に入ってきやすかったです。 「物語 シンガポールの歴史」ではあまり触れられなかった、中国との関係…

(読書)物語 シンガポールの歴史/岩崎育夫

夏休みの旅行先をシンガポールにしたので、それもあって読みました。 個人的にはあらためてアジア金融中心地としての地位を獲得しているシンガポールにも興味がありました。またマレーシアからどうやって独立したのかなども気になっていました。 資源も人も…

(読書)ローマ人の物語 迷走する帝国/塩野七生

ローマ人シリーズです。前巻の『終わりの始まり』に続き、ローマ帝国の衰退期の話です。今回は3世紀のお話し。皇帝でいうとカラカラ帝からカリヌス帝までになります。73年間に22人の皇帝が登場する混乱期です。 これまでの危機は外部的要因によるものでした…

(読書)ローマ人の物語 終わりの始まり/塩野七生

ローマ人の物語シリーズです。いよいよ衰退期に入ります。やはり衰退期というのは読むのにエネルギーがいりますね。 マルクス・アウレリウス~コモドゥス~内乱~セヴェルス 五賢帝の最後のひとり、マルクス・アウレリウス時代から本書はスタートします。五…

(読書)ローマ人の物語 すべての道はローマに通ず/塩野七生

恒例の『ローマ人の物語』です。 ハドリアヌス帝で最大の領土となったローマ帝国。ここで一旦、時間を進めるのをやめて、そのローマ帝国が行ったハードとソフト面の体制について考察したのが『すべての道はローマに通ず』です。 具体的にはハード面では、街…

(読書)ローマ人の物語 賢帝の世紀/塩野七生

だらだらと読み続けているローマ人の物語。 ネロ~ネルヴァまでのドタバタのあとのローマが一番豊かだった時代、のちに五賢帝といわれる時代のお話しです。 黄金の時代の3人の皇帝 五賢帝とは、ネルウァ、トライアヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウス…

(読書)太陽の塔/森見登美彦

図書館でたまたま見つけて、読んだような気もするけど…と思いながらの再読です。 『夜は短し、歩けよ乙女』の森美登美彦による京都&学生という設定の小説です。今回はイケてない(あとがきの本上まなみ嬢がいうところによるとヘモい)男子大学生が主人公。 …

(読書)江戸の小判ゲーム/山室恭子  江戸幕府も日銀マイナス金利も同じ経済政策であるとわかる1冊

歴史ものの本を読む機会が多くなっています。今回読んだのは「江戸の小判ゲーム」というもの。 経済学から江戸時代を考察することで、教科書的な江戸時代の印象を覆します。 驚きのポイントは、 武士と商人がもちつもたれつの関係 幕府の役人はクリエイティ…

(読書)稼ぐまちが地方を変える/木下斉

まちづくり本ですが、起業をしたい人にとっても有効な1冊だったと思います。 それは著者のまちづくりの考え方が、補助金に頼らず民間資本でやっていくものだという考え方に基づいているからでしょう。 そんな中、アメリカのまちづくりの例がでていました。そ…

(読書)日本史の謎は「地形」で解ける/竹村公太郎

某ラジオ番組で推薦されていたので読んだ一冊。 日本の歴史を地理的みるという画期的な内容でした。 地理好きの僕としては、非常に面白く読ませていただきました。 徳川家康&江戸幕府の凄さ 本書は18の事例を紹介していますが、このうち半数が家康&江戸幕…

(読書)なぜ、宮崎の小さな新聞が世界中で読まれているのか/松田くるみ

宮崎発の地方新聞の物語。著者はこの新聞社の社長です。この女性社長の回顧録になります。 この女性の人柄がにじみ出る回顧録でした。 明るく、好奇心旺盛、そして楽観的。 前書き編集長であり、夫である水谷もりひと氏からの言葉を借りると、彼女は営業で飛…

(読書)ローマ人の物語 危機と克服/塩野七生

悪名高き皇帝 ネロの後の時代のお話しです。期間としては短いのですが、それは苦悩&悲観にくれる一方で再建につながる時代でした。わずか30年の間に7人の皇帝が入れ替わります。最近の日本の総理大臣もびっくりの短期政権です。 7人の皇帝とは? 短い30年の…

(読書)僕らの時代のライフデザイン/米田智彦

新しい生き方のひとつを紹介する本。それとは浮遊するような生き方でしょうか。 それを3つの視点に分けて紹介しています。 浮遊する生き方の3つの視点とは 3つの視点は下記の通り。 セルフデザイン ワークデザイン リビンクデザイン というもの。 1つ目のセ…

(読書)ローマ法皇に米を食べさせた男/高野 誠鮮

石川県羽咋市のスーパー公務員のお話。著者自身が語りますので、一面的な部分は否めませんが、その情熱が伝わる一冊でした。 プロジェクト進めるために重要なこと 本書で語られる成功事例は大きく分けると『神子原米のブランド化』と『UFOで町おこし』に分け…

(読書)「学力」の経済学/中室牧子

この夏からAmazonで話題になっており読んだ本。教育を経済的(というか統計的)な視点から分析した本。 統計的な視点から見ると… この本、非常につくり方がよく、重要なところはページ上部に要約がまとめられています。それらを備忘のために書き出しておきま…

(読書)旗を立てて生きる/イケダハヤト

人気ブロガーのイケダハヤトの著書。WEB畑の人ということで、非常に読みやすく、そして内容も詰まった1冊でした。根底に流れるのは「問題意識」本書は生き方指南の本ですが、その根底にあるのは「問題意識」というものでした。その前提条件として、著者をは…

(読書)シティ・マラソンズ/三浦しをん・あさのあつこ・近藤史絵

大阪マラソンに出ることもあって、手に取った本。ニューヨーク・東京・パリという3つのシティマラソンを舞台にした短編小説集です。 どれもマラソン自体がテーマというよりもあくまで媒介役として登場します。対峙する相手に共通するのは、過去の自分という…

(読書)自分の仕事をつくる旅/成瀬勇輝

ちょっと変わった旅行の仕方の提案をする本書。単なる観光地を回る旅行ではなく、テーマを持って旅をし、それを発信することによってキャリアに繋げよう!というのが本書の趣旨。 数式にするとこんな感じ (旅×⚪︎⚪︎)×情報発信 ( )の意味がないじゃないか…

(読書)目覚めよと彼の呼ぶ声がする/石田衣良

売れっ子作家の著者の2000年代前半を中心にしたエッセイ集。あちこちに掲載されていたものを集めただけあって、様々なテーマが散らばっている。 恋愛やら音楽などの趣味について書かれている中で個人的に興味を惹いたのは、街に関する記述でした。 石田衣良…

(読書)起業のリアル/田原総一郎

著者と20人の現代起業家との対談集。インタビュアとしてさすが一級の著者だけあって、読み応え充分。 インタビュアとしての田原総一郎の魅力 対談集ってインタビュアによって読み応えがかわります。 田原氏の魅力は、自分の意見はしっかり持っている。 そし…

(読書)沖で待つ/ 絲山秋子

芥川賞受賞作ということで、読んでみました。 「沖で待つ」を含めて3編収録されています。非常に読みやすい作品でした。 この「沖で待つ」は、作者のバックボーンでもある住宅機器メーカーに勤める同期同士の約束の話。お互いに何かあった場合は、ハードデ…

(読書)沸騰!図書館/樋渡啓佑

佐賀県武雄市の図書館を巡る物語。TSUTAYAが指定管理者として運営し、その是非が話題になった図書館である。 本書はそのTSUTAYAを誘致した市長が書いた(というか口述したものをまとめた?)ものです。 今までの図書館をよりひらかれたものに、市民が使いや…

(読書)35歳のチェックリスト/齋藤孝

実際、35歳を少しすぎていますが、タイトルが気になり購入しました。 子供が生まれたり、体力的に無理がきかなってきたりする今日この頃。本書は20歳から15年、もう一度棚卸しすべき時だということを説いています。 35歳は、あきらめの年 本書の根底にあるの…

(読書)仙台ぐらし/伊坂幸太郎

伊坂幸太郎のエッセイ集に1編の短編が収録された本。 あとがきにも書いているが、著者はエッセイが苦手という。確かに読んでいても正直、しっくりこなかったです。ただただ日常がつづられているという意味では興味深いですが…。 しかし震災を挟んだ時期のエ…

(読書)不恰好経営/南場智子

DeNAの創業者である南場さんの半生が描かれています。一般的にはビジネス書になるのでしょうけれど、創業時にどのような考えであったかなどを臨場感あふれる描写で綴られています。 チャーミングということについて 読んでいて感じるのは著者のチャーミング…

(読書)なぜ八幡神社が日本でいちばん多いのか/島田裕巳

時々、このブログの記事にもしていますが、数年前から御朱印集めから神社詣でをしています。 詣でていると日本って本当に八百万の神という言葉通り神様だらけなことに気づきます。 その中でも幾つかの系譜があることも何となくわかってきます。 本書ではその…

(読書)旅の柄/花村萬月

引き続き旅本を読んでいます。 アウトローな小説家らしく独特の旅エッセイとなっています。ただ飛行機嫌いということもあってか国内を取り上げたものばかりです。 テーマとしては、北海道、沖縄、徒歩、オートバイ、フェリーといったものとなっています。観…

(読書)遥かなるゲバラの大地/戸井十月

何か旅行記ものを読んでみたくなり手に取りました。 56歳の著者がオートバイにまたがり、ペルーからチリ、アルゼンチン、ブラジル、ギアナ、ボリビアを回ってペルーに戻る旅行記。 ゲバラも若い頃、オートバイにまたがって南米を旅しています(モーターサイ…

(読書)成功はゴミ箱の中に レイ•クロック自伝ー世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者

ある意味で話題のマクドナルド。日本だけでなく世界的に業績不振で苦しんでいます。 本書はマクドナルドの創業者であるレイ・クロックの自伝です。そしてサブタイトルには「世界一、億万長者を生み出した男」とあります。 そう億万長者になったではなく、生…

(読書)東海道五十三次「食」ウォーキング/幕内秀夫

かれこれ3年以上前から旧東海道を分割して自転車で走破しようとしています。昨年は1年間全く進まず、箱根の手前、三島で止まっていますが…。そんなこんなで東海道五十三次に関しては興味を持ち続けています。 今回は、そんな東海道五十三次を「食」の視点で…

(読書)ローマ人の物語 悪名高き皇帝たち/塩野七生

ぼちぼち読み進めている「ローマ人の物語」。カエサルが創造し、アウグストゥスが作り上げたローマ帝国。建国の父として神にまで祭り上げられたアウグストゥスの後を継いだ4人の皇帝たちの時代が今回の舞台です。 読み進めるとサブタイトルが言えて妙である…

(読書)だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル

ちょっと変わった不動産を紹介するサイト「東京R不動産」。そのサイト運営に携わる人たちもちょっと変わった働き方をしている。 社員ということではなく、フリーエージェントという形でチーム契約を結ぶ形での雇用形態をとっています。 完全歩合制。評価制度…

(読書)限界集落株式会社/黒野伸一

過疎地において、農業を基盤とした再生をテーマにした小説。地域再生を基盤としながら、農業・流通・資金繰り・農協問題などの固めの話題から人間同士ドラマを織り交ぜたエンタテイメント作品となっていて、非常に読みやすいです。 主人公は元金融マン。祖父…

(読書)ウォール街のランダムウォーカー/バートン・マルキール

インデックス投資家のバイブルと言われている「ウォール街のランダムウォーカー」をやっと読み終えることができました。 テクニカル分析の否定・ファンダメンタル分析の限界を様々なデータをもって述べられています。さらに投資信託でもアクティブ投資信託の…

(読書)サラリーマンは、二度会社を辞める。/楠木新

タイトルにある2度会社を辞めるということは、 定年退職 40代の「こころの定年」 の2つを指しています。 40歳ぐらいで感じる会社員としての脱力感に言及した本。 著者は、企業で人事畑を歩んできたということもあり、本書全てがその40代に向けての内容ではあ…