★★★
コスプレヒーロー気取りのオタク少年が、実際のヒーローになるというストーリーでカルト的な人気を博し、スマッシュヒットにつながったのが振り返れば2010年でした。このカルト的な人気の要因の一つが、強くて小さい少女、ヒットガール(クロエ・グレース・モレッツ)のキュートかつワイルドな役柄だったと思います。
あれから4年。映画の設定では2年後の続編となる本作では、ヒットガールはすでに思春期の女子になっています。かわいいんだけれど、前回のようなロリコン的な可愛さは既にありません。。。
それもあってかカルト的な映画要素は影を潜める一方、アクション大作にもなり切れないので中途半端感は否めません。
本シリーズの魅力のほとんどすべては、クロエ演じるミンディことヒットガールにありました。それが今回は団体戦という現在のヒーローものによくあるチームプレーが踏襲されています。そうするとヒットガールの出番も減るわけで…。
うーん。
B級スマッシュヒットの続編って難しいですね。