半年に1回、出張で行っている福岡。コンパクトにまとまっていて非常に滞在しやすい街です。そんな福岡出張記を。
グルメ編
⚫︎よし田(鯛茶漬け)
天神の片隅にある鯛茶漬け屋。他のエリアから来たお客さんをよく連れていくみたいで、出張族のような人たちが多数。
玄界灘の鯛の刺身をわさび醤油でいただきます。最初はわさび醤油で、その後、薬味、鯛茶漬けとまるでひつまぶしのようにいただきます。
本当にご飯がすすみます。
また鯛の骨を粉にしたという鯛ふりかけも旨く、これまたご飯がすすみます。
⚫︎華味鳥(水炊き)
中洲にある有名な水炊き屋のひとつ。薄めの味付けで上品です。
鳥肉旨い‼︎
⚫︎千束(ぬが床定食)
天神からタクシーで南に10分ほど。
ぬか床を広めるために開いたというぬか床屋兼定食屋。2階には古民家風の田舎のおばあちゃんの家に来たような雰囲気で、カウンター越しに定食が出てきます。
骨まで食べれるほどに柔らかく煮込んだサバが絶品。もちろんぬか床でご飯もすすみます。
⚫︎松下記念館(喫茶店)
大名にある雰囲気のある喫茶店。というよりも珈琲屋というべきか。静かな店内、タバコとコーヒーの香りをこよなく愛する店とはこういう店なんだろうなと感じずにはおれません。
初老のマスターに聞くと40年もここに店を構えているという。昔はもっと賑わっていたよ、と寂しそうにいうのが印象的でした。
神社巡り&ジョギング編
旅先でのジョギングは軽やかで楽しい。今回福岡では初めて朝ジョギングをして来ました。天神のホテルから約12キロと結構走りました。
普通のジョギングコースとしては、大湊公園とかだと思うのですが、最近始めた神社巡りを兼ねて、福岡市内にある2つの一の宮を巡るコースとしました。
⚫︎住吉神社
本当に街中、博多駅と天神の中間地点あたりにあります。
神社自体はそれほど大きくなく、大阪の北野天満宮と雰囲気は似ています。朝はやすぎて、御朱印はもらえず。
⚫︎筥崎宮
桜門といわれる場所には「敵国降伏」という大きな額が飾られている。
何とも物騒なと思いましたが、調べてみると「徳をもって相手を制する」という何とも日本的というか孫子の兵法にも通じるような言葉でした。
福岡の魅力について
これで3回目の福岡出張ですが、いくつか福岡の素晴らしいところをあげてみましょう。
・街がコンパクトにまとまっている
東京の次の出展が福岡というブランドショップも多いです。一般的なショッピングは天神で用足りると思います。
・移動がしやすい
タクシーに乗っても1000円で大体の場所は行けますし、地下鉄も隣駅まで100円。天神〜博多駅までバスなら100円といった試みもされていて便利。
・風俗街・繁華街が中洲に集まっていて飛び火しない
どこの街にもある風俗街ですが、中洲に集約されているので、他のエリアで景観を壊すというようなことになりません。
・空港が近い
空港から地下鉄で10分で繁華街に出れられる都市というのはこの規模では稀有。
・川が流れている
街中を川が流れていることによって街の景観にメリハリがつきます。道路も川の影響もあって単なる東西南北という格子状にはなりません。
こうした不規則な道路による魅力は東京にも通じますね。
・美人&かわいい子が多い
九州中から集まってくるだけあって美人が多い。
・食べ物が美味しい
北海道ほどではないものの魚も肉も美味しいものが多いです。これまた九州中から集まってくるからでしょう。
こうしてみると福岡の魅力は、九州をバックボーンといた物流、人材の集積地で有ることのメリットが多いと思います。そして、それが大きすぎないため、空港が近いままで済んだり、風俗街が中洲の1箇所で済んでいたりするのだと思います。
後背地のバックボーンによっての都市形成に関して調べるのも面白そうですね。