著者は、サラリーマンがジャンプした写真「ソラリーマン」や女子高生への妄想をかきたてる「スクールガール・コンプレックス」などを発表している写真家。
タイトルからして写真技術に関するものかと思いきや著者の自叙的物語や写真に関しての思いを綴ったの内容でした。
説教臭くもなく、写真の面白さが全力で伝わってきます。
この人も旅で人生が変わった人。
そういうところも共感があったのかもしれません。
人にはそれぞれ物語があるのだということを再認識。
ちょうど映画「LIFE!」を観たこともあり、どうも写真とか旅について触れることが多いこの頃です。
そうそう本文中にもでてくる著者名前の「企」という字について。
『企てる』っていい響きですね。