Life is a showtime

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犬山祭りに行ってきた

380年の歴史がある犬山祭

毎年4月の一週目の週末に行われる犬山祭りに行ってきました。犬山祭り自体は、針綱神社という犬山城の城下にある神社の神事なんですね。

その歴史は、380年を数え、東海地区でも有数の歴史あるお祭りなんです。東海地区のお祭りといえば、どうしても商業的な匂いしかしない最近のお祭りしか浮かばなかったのですが、こちらは由緒正しいものでした。

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「やま」と呼ばれる車山(他の地域では山車と呼ばれるもの)も13輌ありこれが街を練り歩きます。

もうひとつこの地域ならではの車山の特徴として、上部にからくりがついているということ。これは名古屋の大須観音とかでも「からくり時計」とかで有名です。

祇園祭にはないもの、それは桜

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山車を引くということでまず思いつくのが祇園祭ですが、その祇園祭にないものが桜です。桜咲く犬山城の城下に集まる姿は圧巻でした。
ちなみに夜の夜山車(よやま)もすごく幻想的なようです。こちらも行ってみたいものです。

犬山という街について

ここ数年、名鉄のキャンペーンで、犬山のイメージは上がってきているようですが、実際行ってみるとまだまだ地方都市ならではの寂しい感じが否めません。
国宝の犬山城だったり鵜飼など観光資源は多い街だと思いますが、やはり平日が寂しいようです。観光はあくまでも土日需要。平日でも賑わう仕組み作りが大事かと。そのためには地元住民が来る仕組みが大事かと。名古屋のベッドタウン化してしまっている現状では、若い人を平日の日中に街中に呼び込むことはハードルが高いです。そうなると必然的に高齢者となるので、例えば病院、その後の喫茶店という流れでしょうか。
城下町ならではのプライドもあると思いますが、寂れるのはさみしいもんです。ぜひイベントだけに限らない街としての盛り上げを期待します。