（映画）グランド・ブダペスト・ホテル＠伏見ミリオン座

★★★☆

 

おしゃれ映画という噂をきいて観てきました。ウェス・アンダーソン監督作品。初めての当監督作品を観ましたが、その意味がわかりました。

• シンメトリーな画面構成
• 横移動、縦移動の多用
• 正面からのショット、パンの多用
• 原色の多用

監督の神経質ともいえるぐらいの計算され尽くした箱庭的な映像美を観に行くといっても過言ではないでしょう。

本作は、戦争中の悲哀も出てくるのですが、こうした計算された演出によってか、それがコミカルにポップにすらみえてきます。

 

ポップアートと商業映画の間という独自のスタンスが素敵な作品。オシャレを自負する方、どうぞ！

グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]