★★★★
あまりSF映画は観ないのですが、スターウォーズ以来の大傑作のSFだという噂で観に行ってきました。
噂通りの大傑作シリーズになる予感
で、この作品にも続編も踏まえた奥深い世界観が広がっています。観た直後の感想としては、スターウォーズとワンピースを足したような世界というのがピッタリだと思います。
またキャラクターからして、この2作品を彷彿とされます。主人公のピーターは、オンボロ宇宙船を操るあたりスターウォーズのハンソロを思い出さずにはいられません。一方、この映画のマスコット的なアライグマのロケットは、ワンピースのチョッパー、ヒロインの暗殺者のガモラは、ナミと言ったところでしょうか。
そして、ガーディアンズのアウトローたちの集まりのチームワークこそが、ワンピースの集まりを思い出させる要因でもあるのでしょう。
音楽とウォークマンによる正統派SFシリーズとの結びつけ
この映画の冒頭は、なんと10CCの「I 'm not in love」から始まります。この曲を始め、随所で70年代の楽曲が流れる。またキーアイテムとしてウォークマンが出てくる。
これが、同時代に始まったスターウォーズを筆頭とする古き良き正統派SFシリーズへのオマージュであり、それに対峙できる(したい)作品であるということを感じさせます。
この作品は、正統派SFの流れを現代の映像技術を使って、進化させたということでしょうか。
ぜひ続編を含めて長いシリーズ、世界観を観ていきたいです。
新しいSFシリーズの誕生に立ち会える記念すべき公開です。ぜひ映画館で!