★★★★
2015年の映画始めは、昨年秋の話題作の「インターステラー」をやっと観てきました。
『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。(シネマトゥデイ)
期待が高すぎたかもしれません。それでも★★★★とさせていただきます。
巷では宇宙理論だなんだかんだというか科学理論を基にしたSF大作だ!というような評が溢れていますが、それほど難しい話ではありません。
こうしたことを押さえておけば、十分に楽しめます。映画中にも簡単ですが説明されています。
有限なものとは?
本作は、スペーストラベルという要素に加えて、タイムトラベルの要素が多分にあります。まさに時空を旅します。
地球を救うために旅立つ主人公が気にしたものは、燃料と時間でした。
ある惑星では、1時間が地球の7年に相当すると描かれています。このシーンなどは時間に対するこだわりが非常に強く描かれています。
燃料という物質的なものの大切さはわかりやすく、認識しやすいです。しかしこれに加えて、時間も有限なものだということを再認識させてくれるシーンでです。
ノーラン流5次元の世界とは?(ネタバレあり)
空間に時間を加えた4次元の世界。この先にある人類未知の存在が5次元の存在として描かれます。映画にも度々登場します。
ノーランは、それを「愛」であると表現しました。
「誰かが見ているような気がする」「虫の知らせ」といった類です。
こうしたことからも今作は、科学をバックボーンにしたヒューマンドラマであることがわかります。
(余談)アン・ハサウェイが可愛い件
物理学者で宇宙飛行士役で登場するアン・ハサウェイ。黒髪ショートヘアになった彼女が無茶苦茶可愛いです。リケジョ万歳!
そういえば、2014年の映画始めも『ゼロ・グラビティ』でした。
1年という限られた時間ですが、いっぱい映画を観たいと思います。