2泊3日の父と子(と祖母)の島根旅行。石見銀山の後、訪れたのが、もう一つの目的地である出雲大社です。
出雲大社前の参道で、ぜんざいを食す
その中で、目に付いたのがぜんざい屋。
非常に列が出来ており、並んでいる人に聞くと、テレビにも取り上げられる有名店ということです。日本ぜんざい協会の一号店ということです。
子供の機嫌をとるために、食べてみることに。
紅白のもっちりしたお餅、小豆も程よく甘く美味しくいただきました。お口直しにはキュウリの漬物が付いていました。関西とかだと塩昆布が多いと思うのですが、これは地域特性なのでしょうか。
ぜんざいは出雲が発祥とされています。もともと「神在(じんざい)」と言われていたものが、なまって今の呼び方になったという。ここにも神様が登場するとは、さすが神々の国、出雲です。
いざ出雲大社参拝
出雲大社は参道がやや上りになっており、二の鳥居の場所が一番高くなっています。その二の鳥居の先からは緩やかに下っていきます。この途中の勾配が気持ち良いです。
途中松並木の参道を抜けるといよいよ拝殿と本殿です。
独特の大社造りと太い注連縄。
60年ぶりの平成の大遷宮で屋根の葺き替えを終えたばかりの本殿はとても綺麗です。本殿は24mの高さを誇り日本一大きい神社。中世には倍の48mの高さを誇っていたともいう。また本殿の隣ある神楽殿では13mもある注連縄があります。
縁結びの神様といわれるだけあって、絵馬も恋愛成就の願いが多い!
そのほか、参道の横には白兎のモニュメントなどがあり、子供はこちらに興味津々でした。
ちなみに御朱印はこちら。
斐川のチューリップ畑
出雲大社の参拝のあとに向かったのが、斐川町。この斐川町、「花の町」として売り出しています。出雲空港のパンフレットで、チューリップ畑の写真を目にし、チューリップ祭が開催されているということで向かいます。
「あかつきファーム今在家」という場所に、なんと80万本のチューリップ畑が広がっています!
これには、こどもは大はしゃぎ!写真ばえしますね。
たまたま空港のパンフレットで見つけた場所ですが、時期が合うならおススメスポットです。
玉造温泉
すっかり遅くなってしまいましたが、今晩の宿泊は山陰の名湯、玉造温泉。その昔「出雲風土記」では『神の湯』ともいわれ、日本最古の湯として知られる古湯です。
観光地感はほぼなく、大きな旅館が玉湯川沿いに並びます。この川沿いに桜が植えられており、もう少し早ければ素敵な光景だったんだろうなぁと思います。
宿泊したのは、『保性館』というお宿。なんとこちらも昭和天皇がご宿泊したといいます。中庭とその離れが立派でした。ただ室内などは、古いかなぁという印象。
ちなみにお湯はこちらも透明のお湯。どうも山陰の温泉は、透明な湯なようです。同じ経営の旅館『山の井』の浴場も利用できました。