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産業技術記念館へ行ってきた!

名古屋で外国人が行ってみたい観光スポットの一つが、産業技術記念館。世界のトヨタの原点が展示されています。

まずは子供向けのエリア。数年前改装され大にぎわいです。

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車のアトラクションや風の抵抗の体験、織物の仕組みをベルトで体験など、車や織機の基本的な技術の部分がベースとなったアトラクションとなっています。
唯一の例外のジャングルジムがあるのは、ご愛嬌というところでしょうか。
 
続いて展示エリアをまわります。まずは自動車の前にトヨタの礎となった織機の展示です。この産業技術記念館がある場所にはもともと織機工場があったということです。

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織機エリアでは、織物の仕組みをその機械の歴史ともに学べます。学芸員もかなり出ていて、機械の説明や実際に動かしてくれたりします。一番勉強になったのは、綿花から実際どうやって糸を作るかなんてことも学べます。
楊枝のようにした綿を回転させながら、綿花に触れさせると糸になるのは、驚きでした。
そんなことも知らないのか!と思うかもしれませんが…)
 

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続いては自動車コーナー。こちらではちょうど鋳造の実演をしていました。砂で型を作って、砕くという工程を見学。砂なんだと妙に感心してしまいます。実際に、数百度の鉄を型に流し込む様子や、砂型を割る工程を生で見れました。
 

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また「豊田喜一郎とは?」というコーナーも大人には必見です。ここは喜一郎の言葉やその周りにいた人の言葉によって豊田喜一郎の人となりを見せています
 
「議論を先にすることをやめた」
「機械は人間と一体になって完全になる」
「発明は努力の賜である」
 

モノづくりの立場でありながら、ユーザーの視点、部下の視点、取引業者の視点とさまざまな視点を持っていたのがわかります。

ちなみに写真にあるようにタペストリーに言葉を印刷した装飾もいいですね。

 

週末ということもあってか実演が豊富にあったのが嬉しいです。やはり生で説明を聞きながら回るのが面白いです。
大人でも十二分に楽しめる産業技術記念館。今まで行かなかったのがもったいない…。
 

www.tcmit.org