★★☆
「ALWAYS 三丁目の夕日」や「ドラえもん STAND BY ME」の制作をやった白組の映画。子供がテレビコマシーシャルでやっていたのを観て行きたいということで、観にいきました。
興行成績が振るっていないというニュースの通り、土曜日というのにそれほど多くないお客さんの数でした。
妻は知っていましたが、僕自身はGAMBAといわれてもほとんど覚えがありませんでした。
「白組」の映画らしく、東京の街並みから始まるオープニングは、なかなか惹きつけられます。しかしGANBAが冒険に行く、ノロイ（白いイタチ）の島からのテンポがどうも馴染めませんでした。
次々と問題が提示されるものの、すぐに解決してしまい、そこに重みがないのです。タメがなさすぎなんです。
あとノロイがなぜネズミたちを襲うようになったのかという理由もあかされません。
このあたりがうーんと思ってしまう理由でしょうか。ただノロイの残忍非道の悪役っぷりはなかなかだったと思います。
あとはエンディングテーマの倍賞千恵子の「ぼくらが旅に出る理由」も良かったです。
