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(旅行)佐賀・長崎旅行記〜佐世保編〜

10月末に家族で遅めの夏休みとして3泊4日で佐賀&長崎旅行をしてきました。

針生送信所へ

初日に長崎空港でレンタカーをPICK UPをして、まず向かったのは佐世保の郊外にある針生というところにある無線塔、針生送信所です。
もともとこの場所は、このサイトで紹介されていて、気になっていた場所です。
いきなりマニアックな場所ですが、今回の旅行の一つの目的地でした。
 
大きな無線塔が3本。大正時代に建てられ、高さは135m。コンクリート製の無線塔で、大正時代から残るものとしては最大・最古のものとなっています。かの有名な『ニイタカヤマノボレ』が発信されたとされています。
とり壊す話もあったそうですが、最近、国の重要文化財に指定され、にわかに注目を浴び始めています。
ちなみに地元のボランティアの方が案内してくれます。駐車場も整備中で、観光資源化していくのでしょうね。

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3号塔は内部にも入ることができます。中はまるで「2001年宇宙の旅」のような不思議な感じです。

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近づいて外壁をみると、ヒビなく立っていることがわかります。これはコンクリートを作るのに、海水ではなく真水を使ったからだそうで、当時の技術力の高さを見ることができます。
 

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また3本の中心には電信室という施設が残ってます。ここから信号を送っていました。今は廃墟となっています。ツタなどが覆うこの施設、これはこれで廃墟マニアにはフォトジェニックなところです。
ただこのフォトジェニックな光景が見ることができるのもあと少しで、この電信室を改築して資料館にする予定だということです。
 
ここで一つ疑問が湧いてきます。
 
なぜ空襲で壊されなかったのか?
 
通信施設は軍事施設ですので爆撃の標的になりそうですよね。
ボランティアさんの解説によると、理由は3つ。1つは米軍は日本の通信を傍受に成功していたので、わざわざ壊さなくても良かった。2つ目は、この鉄塔を目標にして各地に爆撃機が飛行していった。3つ目がこの施設を戦後、米軍が使用するつもりだったということです。
完全に手の中で泳がされていたのですね…。
 
近くからの圧倒感もいいですが、遠くから見るとその大きさの異様さがさらにわかります。場所としては、西海橋をわたった公園か新西海橋から見るのがよいということで行ってきました。

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やはり丘に立つ3本の無線塔の大きさは異様ですね。
戦争遺産とも戦前近代遺産ともいえる針生の無線塔。ハウステンボスからも近いので次いでにいくのをオススメです!

佐世保バーガーを食す

針生の無線塔の後に向かったは佐世保市内。目的は佐世保バーガーです。選んだお店はこちら。
 

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 ミサロッソという人気店です。2時近くでしたが、駐車場がいっぱいで待つことに。
店内は丸いカウンターの他にテーブル席が数卓。本当に街のお店です。ハンバーガー(とピザ)だけでやっているのが不思議です。

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 こちらが注文したミサロッソバーガー。甘めのソースで軽くいただきました。
 
佐世保にはこうした個人経営のハンバーガーショップが多くあります。軍港というイメージもありB級グルメとしてのイメージもぴったりですよね。