★★★☆
新海誠監督作品というふれこみで観てきました。
朝起きた瞬間に、遠い男女が入れ替わっているというSF的設定。
一部ネタバレも含みますが、時間と空間を行き来するこの感じは、細田守監督作品「時をかける少女」でしょう。
終盤の静と動の部分なんかの構成も近いです(おそらくたまたまだと思いますが)。ただ「時をかける少女」のラストの動の部分がたたみかけたのに対して、「君の名は。」のたたみかけはそれほどでもない。
それが★の差だったかなぁと。
ただ時間と空間をクロスする脚本も非常にできていますし、「サマーウォーズ」や「おおかみおとこの雨と雪」に出てくる「ザ・日本の夏」感も出ています。やはり夏のアニメ映画はこうでなくちゃいけません。
ぜひ夏の間に映画館で鑑賞することをおススメします。