噂には聞いていたキャンプフェス、GO OUT JAMBOREEに行ってきました。富士山のふもと、ふもとっぱらを中心に、今年は3つのキャンプ場をつかっての巨大キャンプイベントになります。
まずはふもとっぱらのその広大さに圧倒されました。
そして到着時は曇っていた天気も徐々に雲が取れ、夕方には見事な富士山を拝むことができました。
富士山って見ているだけで幸せになりますね。
あくまでもキャンプに軸足を置いたイベントである
今まであちこちのフェスに行ってきましたが、そのどことも違うのがこのGO OUTでした。基本はキャンプ、そしてちょっととがったアウトドアショップのアウトレット品を買うというのがこのイベントの目的であるということ。
「BRAND AVENUE」と呼ばれる、超大手のアウトドアメーカーではないブランドのアウトレット製品が並ぶストリートを中心にキャンプサイトが広がります。企業の協賛スペースも無料のサンプリング(ビールも!)を中心に、各クルマメーカーも雰囲気を大事にした展示が広がります。
アクティビティもクライミングやお見合い、フリスビーキャッチ、カラオケ大会、腕相撲大会などなど普通の音楽フェスでは考えられないコンテンツが並びます。
音楽ステージはメインとサブのふたつですが、サブなんてちょっと大きいテントです…。
大きいステージでもYOUR SONG IS GOODで、1000人もいるかいないかでした。サブは100人ぐらいが見ているかどうか…。サブステージよりも腕相撲大会の方が人が集まっている状態です。
行って感じたのは、これは音楽ではなくキャンプを楽しむためのイベントであるということ。富士山のふもとでみんなでキャンプをしましょう!というイベント。
音楽主体になるとブッキング競争におちいります。結果、どこでも同じようなラインナップが並ぶことになります。
しかしGO OUTはあくまで「アウトドア」さらにいうと「アウトドア市場の拡大」を目的としたフェスとなっています。
これが成り立つのは東京というマーケットが近い、「ふもとっぱら」ならではでないのではないでしょうか。実際、「GO OUT 関西」も行きましたが、関西ではそこまでアウトドアマーケットという雰囲気は感じませんでした。
東京というマーケットの巨大さを富士山のふもとで感じつつ、新しいイベントの形を感じたイベントでした。普段と違う考え方の場所に行くと刺激をうけますね。