★★★☆
夏休みに入り、子どもたちと映画館に行ってきました。今回選んだのはピクサー最新作であり、カーズの3作目作品「カーズ/クロスロード」。男の子でも楽しめるクルマものの映画ということで期待が膨らみます。
1作目の「カーズ」では主人公マックイーンのアスリートとしての再成長、「カーズ2」では友人たちとの助け合いを描いていました。そして今作のテーマは、『世代交代』。
ベテランになったマックイーンですが、データ主義の新型マシンに対して負けを重ねることになります。もちろんベテランの意地にかけて、再起のためのトレーニングをしていきますが…。
世代交代がテーマということで、今回の映画は、正直大人向けな内容になっていました。
もしこの映画のような世代交代をノンフィクションとして見ることができたら、それは感動の嵐だったでしょう。ただこれは映画の話、どこか予想できた部分もあります。
世代交代の映画を、子どもと観に行く。
子どもにとってはこの意味は良くわからないだろうなぁ。しかし親になると次の世代につなぐということがわかるようになります。
もちろん自分自身もかわいいのだが、それよりも自分から子どもへどうつなげるか、それが第一になってきます。
そして上手く引き継げた人こそが、あがった時に良かったと思えるのではないかなぁ。カーズの師匠である「ハドソン・ホーネット」の姿を観るとそのカッコよさがひかります。