今各地で動物園で行われているナイトZOO。多くの動物が夜行性のため、昼はグタっとしている動物たちも動きが多く、人気を博しています。夏の昼は暑く、夕涼みながらの散策としてもいいですもんね。
名古屋にある東山動植物園でも毎年8月に恒例行事として行われるようになりました。今年は8月4日~15日までの間の7日間で開催されました。
僕がいったのは最終日の8月15日。夕方はまだ霧雨が降る中でしたが、指定の駐車場は満杯。仕方なく星が丘テラスの駐車場に停めて、テクテク歩いて向かいます。
霧雨残る中ではありますが、お盆休みということもあり、かなり多くの方で賑わっていました。東山動物園に来ること自体、1年ぶりぐらいでしょうか。園のあちこちが新しく再生していっています。
今年は80周年記念ということで、プロジェクションマッピングや星空シアターと題した屋外上映も開催されていました。
プロジェクションマッピングは正直、……でしたが、星空シアターは帰り道に眺めるにはちょうどいいですね。
子どもにとって一番印象的だったのは、ゾウだったということです。数頭が歩き回っていました。ゾウ舎も新しくなりましたしね。
東山動植物園のゾウというと、象列車が有名です。戦時下で各地の象が殺処分される中、唯一生き延びたのが東山動物園の象でした。戦後、子どもたちに象を一目見せようと1949年に各地から子どもたちを乗せて名古屋に向かう列車が設定されたというお話し。
くしくも僕が観に行ったのは8月15日の終戦記念日でした。
多くの子どもたちやカップルで賑わう光景をみて、つくづく平和だなぁと思ってしまいました。そしてそれは素晴らしいなぁとも。