松本に1泊2日で行ってきたので、簡単ですがまとめておきます。名古屋からはバスで3時間ほど。
松本城と旧開智学校
まず松本といえば松本城です。
黒塗りのお城ということでカッコいいですね。現存天守12天守のひとつでもちろん国宝。12天守の中で唯一の平城。確かに普通に街中からすぐのところにあります。
平城ということもあり名古屋城や大阪城、姫路城などを意識していくと意外に小さいなぁというのが第一印象です。
層塔型5重6階の大天守と3重4階の乾小天守、2重の辰巳附櫓と月見櫓を付属させた複合連結式のお城となっています。
この複合連結式といところがよく、見る角度によって趣きがかわります。とくにお堀に写る姿は美しいかったです。また冬ということで澄み渡った青い空、アルプスの白い山々と黒い白というコントラストも素敵でした。
つづいて旧開智学校。松本城の隣にあります。県下初の学校で1000人を超える児童がいたそうです。
現在のここにある建物は1960年代まで使われたものを移築してきたということです。非常にハイカラで明治の文明開化感が出まくっています。微妙に左右非対称であったり、屋根の上の風見鶏などが良いですねぇ。
中は教育資料館になっておりこちらもなかなか見どころがあります。
ちなみにこの旧開智学校のとなりには、現代風のオシャレな開智小学校があります。ここもなかなか素敵な小学校建築になっています。こういう学校で通うっていいなぁ。
松本は山岳都市として、アルプスの山々に囲まれた盆地として街ができています。すこし遠くに目をやると雪をかぶったアルプスの山々が目に入ります。これってなかなか素敵ですよね。(ただ寒い日は寒そうなので住みたいかと言われれば微妙…)
諏訪大社にお詣りしてきた
つづいて諏訪編です。松本からは30分ほど。諏訪大社へお参りです。
今回初めて知ったのですが、諏訪大社とは上社本宮・上社前宮・下社春宮・下社秋宮の4社から成り立っています。上社は茅野市に下社は上諏訪町にあり、それぞれなかなか距離が離れています。車がないと全部回るのは厳しいでしょう。
全国各地にある諏訪神社総本社であり、 国内にある最も古い神社の一つとされています。ご神体は、秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木とし、上社は御山を御神体としているということです。
今回は時間の都合上、下社秋宮と上社本宮にお参りしてきました。
下社秋宮は、中山道の宿場町である下諏訪宿(甲州街道の終点でもあります)に隣接しています。ただわりとひっそりとした神社だなぁという印象です。
参道をのぼっていくといきなり御神木が現れます。
さらに奥に拝殿があります。
拝殿のまわりには諏訪大社の御柱祭りで使用される御柱が角々に祀られています。
ちなみに御柱はモミの木が使用されるということです。
つづいて上社本宮へ。いかにも人気がある神社らしい、ちょっとした参道などで賑わっています。4つある中で上社本宮が一番栄えているということです。
拝殿まではそれほど距離なくお詣りできます。参道から行くとL字型になっているのがちょっと意表でした。
見どころとしては大太鼓などがあります。
横に書かれた竜が立派ですね。お正月の時にだけ叩かれるそうです。
あと一の御柱は遠目から見ることができるのですが、そこへ行くときにみつけたテラスのあるカフェが非常に素敵でした。
アルプスの山々と現代建築、そして神社。これは素敵。
時間があれば4社ともしっかり回ってみたいです。