Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

『中村佑介展 ALL AROUND YUSUKE NAKAMURA』@名古屋・パルコギャラリーに行ってきた!

f:id:mailto1979:20181203150132j:image

先週末まで名古屋パルコで開催だった、大人気イラストレーターの中村佑介の展覧会に行ってきました!

f:id:mailto1979:20181203150144j:image

中村さんは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのCDジャケットや、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍カバーを手掛けるイラストレーター。

緻密なノスタルジーを感じる背景にのっぺりとした人物をのせる画風が特徴で、一度見ると中村佑介タッチとすぐにわかる作家です。

 

展示は、これまでの作品に加えて、一部過去の学生時代のものも展示されていました。当時は普通の油絵的なものも描かれていたようです。

面白かったのは彼の作風の特徴の解説。

f:id:mailto1979:20181203150227j:image

彼の作品の特徴である横向きの少女。その多くは左を向いています。

解説によるとそれは未来を見ているということ。マンガなど日本の書物は文字列が右から左に流れていきます。なので左向きは未来をみているということでした。

ここで感じたのは、実は映画などは右向きが未来をさすことが多いということ。横書き文化においては右が未来になります。

そういう意味では、彼は日本的な出版物の上でなりたっているともいえます。

f:id:mailto1979:20181203150243j:image

もう一つ、いいなぁと思ったのが、パステル絵具のプロダクトデザイン。

絵具自体のデザインにあわせた女の子たち。これいいなぁ。こんな絵具だと使えません……。