Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

(読書)幻の黒船カレーを追え/水野 仁輔~カレーを題材にした旅行記か冒険記か

日本の国民食、カレー。 インドで生まれ、イギリス経由で日本に入ってきた。カレー通として名を馳せる著者が「では日本に最初に入ってきたときのカレーは、どんなカレーだったのか」という疑問に迫る物語。 開港した日本の港町をまわり、その先にイギリスへ…

(読書)コンビニ人間/村田 沙耶香~同年代の作家の芥川賞作品

芥川賞受賞作だったよなぁと思って手に取った中編小説。 就職活動でちょうど氷河期世代だった僕(著者もですが)。一応、新卒で会社に入り、今も仕事を続けている。しかし就職活動は、悲惨なもので80社ほど受けて、やっと内定をもらったのが今の会社でした。…

(読書)猫を棄てる 父親について語るとき/村上春樹~世界的作家の原点か

たまたま新刊が出てるのかぁと思って、手に取りました。 内容は、著者の父について書かれたエッセイとなります。西宮に住んでいた時の話、戦争の話。。。 著者のいくつかのエッセイの中で妻については書かれていたことがあったり、少年時代に過ごした西宮の…

(映画)シン・エヴァンゲリオン劇場版@109シネマズ名古屋~エヴァ知識が少ない私が観ても、凄い結末…

★★★★ エヴァシリーズは、昔にテレビシリーズをまとめて観た程度。新劇場版も含めて、映画はパラパラと見たかなぁという程度。そんな僕がついにエヴァを観てきました。 その程度の知識でもなんとかついていくことができる。というかあらすじはもはや存在しな…

(映画)アメリカン・ユートピア@伏見ミリオン座~不条理な時代の希望を舞台装置でみせられるとは!

★★★☆ 元トーキング・ヘッズのフロントマンであるデイヴィッド・バーンと、スパイク・リー監督がタッグを組んで、制作された音楽映画。 正直、トーキンヘッズは名前を知っている程度。しかし映画の評判を聞き、映画館へ行ってきました。 ブロードウェイの音楽…

(読書)ドラッカーを読んだら会社が変わった!/佐藤 等~ドラッガーを読んでの実例集!

ドラッカーの読書会をやってきた著者による、ドラッガーの実例集。 実例部分とドラッガーの理論の部分を結び付けれらており、さらにわかりやすい! いくつか目に留まったところを挙げておきます。 ■実践のポイント 小さく行動を開始する 非顧客に「なぜ顧客…

(読書)部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書/出口 治明

会社員生活も20年近くになります。 個人的に、氷河期世代ということで、当時採用を絞ったこともあり、部下を指導するということに苦手意識があります。ということで、手に取った本になります。 60歳でライフネット生命を立ち上げた著者。旅、人、本から人間…

(映画)漁港の肉子ちゃん@109シネマズ名古屋~ユーモアと涙が良い案配に

★★★☆ 意外と泣けるということで、観に行ってきました。 明石家さんまプロデュースということで、毛嫌いをしている人もいるかもしれません。しかし、Studio 4℃制作ということで、アニメとしてはしっかりしています(吉本×Studio4℃という組み合わせはプペルも…

(読書)ペンギン・ハイウェイ/森見 登美彦~不思議な世界の少年の話

映画化されたのを覚えていて、読んでみた作品。 いつもは京都が舞台の著者なのですが、本作は郊外の新興住宅地の少年とその周りに起こる不思議な世界の物語。 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を瑞々しくした世界というのでしょうか。 あく…

(映画)茜色に焼かれる@伏見ミリオン座~分断と不条理と

★★★☆ 「ヤクザと家族」以来、最近妙に気になる女優、尾野真千子さんが出ているということで鑑賞した映画。 本当に、尾野真千子さんって、こうした幸薄い役を演じたら、今の日本最高峰なのではないでしょうか。 バンドマンだった夫を自転車の交通事故で亡くし…