★★★☆
はじめてのミッドランドクスエアシネマ2での鑑賞でした。場所を普通のミッドランスクエアと勘違いしていたので少し冒頭に遅れたのが悔やまれます。
2009年1月の「USエアウェイズ1549便のハドソン川への不時着水事故」を題材にクリントイーストウッドが監督した作品。
乗客155人を救った機長は、英雄ではなく、空港に戻る判断を誤り乗客を危険にさらしたのではないか…。
そんな題材になっています。
この映画、実は冒頭ですでに事件は終わっているという衝撃の展開(だからど頭をみていないのがつらい)。それでも機長の仕事に対する真摯な態度に胸をうたれます。この真摯な態度を名優トムハンクスが演じています。これまた素晴らしい。
そしてクリントイーストウッド作品らしい重厚で考えさせらる演出。あくまでアメリカの心を描き続ける監督らしい作品になっています。
本当によくできた作品というのはこういう作品なんでしょうね。