東京出張にあわせて、明治神宮に参拝をしてきました。昔、一度参拝した記憶はあるのですが、もう20年近く前だと思います。
原宿駅から降りて向かいます。表参道って明治神宮の参道なんですよね。
まだ1月ということで正月の雰囲気が残っているのか、平日にも関わらず人出が多いです。外国人、特にアジア人が多い印象です。
参道ぞいにはうっそうとした森が広がります。東京の一等地にこれほどの森があるのは貴重です。参道沿いに日本酒の献酒の樽が積まれています。
その反対側にはなんと洋酒に樽が!洋酒、つまりワイン。海外からの献酒もあるなんて!明治天皇はワインにも造詣があったということです。さすが西洋文明を取り入れた明治天皇を祀るだけありますね。
こちらが日本最大の木造の明神鳥居である二の鳥居。
そしてこちらが拝殿。意外と小さい印象です。
御朱印もいただきました!
御朱印は、拝殿を右手に出たところでいただけます。達筆で書いていただきました。約10分ほどならびました。ちなみに志は500円と東京価格です。
お詣りをして考えたこと
明治神宮のすごさはやはり東京の1等地にこれだけの森があることではないでしょうか。もともと井伊家の下屋敷だった土地で森などはなかったということです。造営の際に全国から木々を持ち寄った人工林になります。それが100年もたつとうっそうとした森となっています。
ちなみに明治神宮の創建は1920年になります。つまり東京オリンピックの年に100年を迎えるのですね。
東京オリンピックを控え、多くの外国人が東京を訪れます。ニューヨークにはセントラルパーク、ロンドンにはハイドパークがあります。残念ながら東京都心には広大な芝生広場がありません。しかしそれは自然に対する文化の違いでしょう。
造営から100年がたち、都会の森となった明治神宮は立派な都会のオアシスとなっています(あとは皇居もですね)。さらに神社ということで庶民の信仰の場でもあります。
思うに明治神宮とは、ウエストミンスター寺院にハイドパークがくっついたようなものだと。
外国人にそう説明するとわかりやすいのではないか…
帰りの参道をそんなことを考えながら歩いていました。