★★★★
アカデミー賞作品賞にノミネートされたこともあり、注目の韓国映画。仕事帰りに観てきました。
格差社会が社会問題である韓国。半地下で暮らす家族が、金持ちの家に徐々に忍び込んでいく……。
忍び込む家庭のドキドキ、そして中盤の一転のサスペンスからのホラー感。随所に社会問題をも含んだ題材でこのエンタテイメント。
ホラー映画に切り替わった時は、はぁ~!?マジかよその展開と思ってしまいました。
映画において、日常情景を描くために食事シーンを取り入れるのが、往々にしてありますが、本作のように「におい」を注目した作品も少ないのではないでしょうか。
あとそういえば「天気の子」も半地下でしたね。格差社会の象徴としての半地下。世界的にも格差社会があちこちに到来しており時代性もあります。
アカデミー賞作品賞はさすがにしんどいと思いますが、今を象徴する作品であることは間違いありません。
追記
アカデミー賞、まさか取ってしまうとは!