★★★
東宝が誇るトッププロデュサーの川村元気脚本での「ドラえもん」。子どもたちと夏休みに観てきました。
夏休みというのに映画館はガラガラ。ちょっと寂しいですね。
さて、本作の見どころは何といっても、のび太が恐竜の親になったかのような奮闘ぶりでしょう。
いつまでも僕が傍にいてあげないといけない、しかし一人立ちする必要があることもわかる、でも……。それは「おおかみおとこの雨と雪」でもありました。
親子で観にいった親御さんはここで涙ではないでしょうか。
もう一つ、本作では完全な悪が出てきません。これもまた現代的というべきなんでしょうね。
ちなみに次回作は、なんと「STAND BY ME 2」。のび太と静香の結婚式が舞台。その舞台からのび太が失踪するというもの。おいおい、これまた大人がお涙頂戴確定の設定ではないか。