Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)82年生まれ、キム・ジヨン@ミッドランドスクエアシネマ

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★★★

世界は広い、何にでもなれると信じていた無垢な少女時代。

勉強をし、働く。

しかし子育てが始まるとそれができない……。

 

韓国の暗い一面、儒教性というものなのでしょうか。閉塞感。それは日本のあまり触れられたくない嫌な部分を、さらに濃くしたもの。

本作はその閉塞感のうち、女性に対して持たれている部分をあぶりだしてます。おそらく儒教的なことに基をなしているのでしょう。なのでこの映画、アジア圏にしか通じないのだと思います。欧米ではこんな考え方信じられないでしょうね(欧米のすべてが正しいとも思いませんが)。

本質的に女性に対する男性の根底的な勘違い、視線。「そうじゃないんだよ……」と思っている部分が数多く描かれています。おそらく女性はわかる!という部分が多数あるのではないかと思います(僕の想像を超えて)。

 

同じく韓国映画『はちどり』でもこの女性の閉塞感は描かれていました(こちらは思春期の学生でしたが…)。日本にもありますが、上手くごまかされているのか、考えないようにしているのか。

 

また、年代的な設定もあるかと思います。

日本でいう就職氷河期にあたるのでしょう。団塊の世代団塊ジュニア世代が上にいて幅をきかせる、自分の意見が正しいと耳を貸さない。世界には多様性があるというのを感じるようになった世代。

なぜ、父母はそれを理解できないのか……。

そんな狭間の世代。

 

日本中の全政治家が観るべき映画だと思う。少子化対策として。

 

klockworx-asia.com