★★★
映画三昧のここ数日。
今回は、フィンランド映画「ブレスレス」を鑑賞。久しぶりの名演小劇場です。
妻を不慮の事故で失い、死んだように毎日を送っている外科医のユハ。救いを求めた先は、ふと迷い込んだSMクラブだった。喉元を締め付けられ、窒息寸前の生死をさまよう中でだけ、妻と再会できるのだ。
SMを題材にしているのですが、それほどシーンはありません。ただ歯を抜くシーンだけは、見ていて痛い。こちらまでギューってなってしました。
心の奥にしまっていた「妻の死」というトラウマをSMによって解放される。SM自体が開けてはいけない扉をあけることですもんね。その先の純愛というか、開放というか。
もう一つの見どころは、SMクラブの女王様役のモナ。めちゃ魅力的です。