まさかの群馬県に行くことがあり、ついでに世界遺産の富岡製糸場に行ってきました。群馬に行くことはほぼ初めて。西日本に住む人間からすると北関東は縁のない土地なんですよね。
大人の社会見学 富岡製糸場
さて、富岡製糸場。世界遺産に登録されたのが2013年。もう8年も前になるのですね。見どころは東置繭所と西置繭所でしょうか。レンガの積み方(フランス積み)だったり、窓が多いこと、天井が高く柱が少ない建築が、いかにも明治建築風です。
中は展示室になっており、製糸や富岡製糸場の歴史が説明されています。西置繭所は最近整備されたようで、現代的なおしゃれな展示になっています。
あと繰糸所は、繭から糸を作る機械が荘厳に並んでいます。なかなか圧巻ですね。これで生糸を作って輸出していたのですね。
ざっと1時間半程度の見学となりました。ただ展示が多いので、子どもは面白くないだろうなぁ……。
隈研吾設計の富岡市役所へ
世界遺産がある町、富岡市。残念ながら世界遺産の周りが多少整備をされているものの、コロナ禍もありまったく賑わいのない町、寂しい町でした。路地の雰囲気とかイイ感じなのですが…。
そんな富岡製糸場から歩いて10分ぐらいのところにあるのが富岡市役所になります。こちらなんと隈研吾設計の市役所になります。せっかくなので見学しようと入ると、現在見学を受付していませんとのこと…。さらに内部写真もNG…。
仕方なく外見だけ写真に収めました。
公舎前に広がる芝生。
何よりにこの市庁舎が素敵なのは、隣を上毛電鉄というローカル線が通っています。これがなんとも味を出しています。
この上毛電鉄の富岡駅も市庁舎の横にあります。
駅も近く、魅力的な市庁舎。さびれた路地街と世界遺産。一帯としては非常に潜在価値がある町なんだけどなぁと他人から見ると思えます。
地味な世界遺産で登録時からどんどん観光客が減っています。コロナ後には、ぜひ外部からの誘客してもらいたいなと思います。