有川さんの書く文章って、軽く、そして儚い。
構成は、対になる2つの物語(Side:A、Side:B)で構成されています。
SideAでは、主役の夫婦が、妻は小説作家、夫:読書家(本好き)。やがて亡くなる伴侶との、出会いから、その日までを描いてます。
このSideAを本として出版するにあたって、書き下ろしたのがSide Bになります。
なので基本は、SideAになるのですが、これが儚い。小説を書く妻になる女性の描き方ってなんと魅力的なのでしょう。おおざっぱで言葉遣いが独特。だけど仕事はきっちりこなす。こんな女性がいたら惚れてしまいます。
ラノベのような文章と設定ですが、たまに読む分にはいいですね。