今年も仕事はじめになりました。会社員だと給料にも上限があるので、できるだけ効率良く、残業せずに自分の時間を確保したいと思っています。そんな中読んだ本になります。
日本の会社は無駄が多く、効率的ではない。会議が多い、資料作成に時間がかかる、お客様は神様信仰、完璧を求めすぎている。様々な指摘がされていますが、まぁ良く言われているところです。
生産現場での効率化は進んでいるものの、オフィス部門は昔ながらの非効率が蔓延しているのが現代日本です。
さてそんなムダをできるだけ省くためには、
・仕事に優先順位をつける(下位はほっておく、後回し)
・カイゼンからイノベーションへ(イノベーションで一気に効率化を図る)
・80点でスタートし、細部は走りながら考える
などということが述べられています。
ただ、頑張っていることに対して評価する人事制度、非効率化が大義名分につながっている事象、サロン化する会議など、そもそものところから手を付けないといけません。
しかし現在、会社を効率化するのは、人材不足のという外的要因、離職率を下げるという内的要因から効率化をすすめざる負えなくなっている会社も増えていることも指摘されています。
ブランド名がある大手企業は、人材不足に悩まないのかもしれませんが、中小企業に人材確保は悩みの種です。
こうした取り組みが外部に漏れ伝われば、人材確保にも良いですし、さらに他の会社に広がっていくと思います。ぜひ取り組んでいる会社は発信してもらいたいですね。