不動産の間取り図マニアという人が世の中にはいる。マニアほどではないけれども間取り図を見ることは面白い。
そこには人の流れが感じることができるからでしょう。
本書は、そんな「間取り」が表紙に描かれています。ある番組で紹介されていたので読んでみました。どこか変な家。そこに隠された秘密。
普通にちょっと奇妙な話程度のつもりで読んでいたのですが、まさかのホラーの展開。
「家」っていくつかの意味があります。そんな「家」に憑りつくものを描いた小説だったんだなぁと思います。めちゃくちゃ簡単にスラスラよめます(WEB小説程度か…)。小難しく考えずお手軽エンターテイメントと思えば、楽しめる小説です。
見取り図など絵も差し込まれているのも今のライト小説風です。こういうエンターテイメントもあるのかと思った1冊でした。