Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(読書)檸檬の棘/黒木渚

シンガーソングライターである著者の私小説

読んだときは私小説と知らずに、よくまぁこれほどまでに内面的なことを描けるものだと思っていたのですが、私小説だったんですね。

時折アーティストに漂う不穏な闇というものの正体を垣間見える貴重な私小説でした。

 

自分を吐露するとはどんな気持ちなんでしょうか。一読者である僕にはわからないです。ただ吐いてしまった方が楽になる、ということもあるのでしょうか。

昔、いっぱいお酒を飲まされたときに言われたフレーズを思い出しました。