★★★☆
いつの時代にもあった子どもたちの心の悩み。原作は、辻村深月の本屋大賞受賞作品で、漫画化やジュニア文庫化もされている作品になります。
ミステリ仕立てで、いくつかの伏線があるので、なんとなく想像をしていた通りです。ただ本作に見所はミステリ仕立ての部分というよりも、やはり子どもたちの不安や葛藤、悩みの部分の描写でしょうか。
観る人がみると心がえぐられるような感情になるでしょう。それがこの作品が高評価でロングランを続けている一因でしょう。
多くを描きすぎな部分は否めませんが、それも多くの子どもたちに観てほしい、わかりやすく描きたいということからでしょう。
ぜひ多くの悩める子どもたちに観てほしい作品でした。
