★★★
「ヒメアノール」「空白」の吉田恵輔作品。予告編で石原さとみが熱を持って訴えかけていたので観てきました。
さて本編ですが、「空白」にも通じる社会の理不尽とマスコミが登場します。母親の熱が伝わらない社会とマスコミ。諦めというか絶望というか。それでも終盤、通じる部分もあり、それが光ともいえる。
SNSではマスゴミなんて言われますが、それを書いている方がより酷く、そして残念なことに「書く」ことの鋭利さを重く受け止めていません。SNSって鋭利なナイフみたいなものですから、普通の人間は受け止められません。
ちなみに「空白」の舞台にもなった蒲郡も出てきます。
あと石原さとみは、ショートカットの方が好きです。