Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(読書)M-1はじめました。/谷良一

今や年末の恒例となっているM-1。それが立ち上がったのは2001年。もうすぐ四半世紀も前の話になるのですね。

漫才はすでに人気のないものだった。その漫才の威信を取り戻すプロジェクトとして企画されたのが、M‐1。

外向きには島田紳助が動いたということだが、あとがきにもあるように裏側で動いていたのが著者ということになります。

 

僕自身、普段テレビを見ない(というか家にない)のだけれども、M-1だけはチェックしている。決勝に進む10組を自分なりの笑いの基準で見ています。マイク1本での勝負。M-1優勝すると人生がかわるというほどの権威となるものを2時間半で、体感できるのは極上のエンタテインメントではないか。

そんな極上のエンタテインメントをつくった話なのだから面白いに決まっています。お仕事本として、そしてお笑いの裏側としても。

ひとつのプロジェクトができていくエピソードを追体験できました。