Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)宝島@ミッドランドスクエアシネマ

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★★★

 

「国宝」の大ヒットが話題ですが、今作は東映が力を入れている作品でした。ただこちらも長い!3時間越えの大作となります。

 

1952年、米軍統治下の沖縄。米軍基地を襲撃して物資を奪い、困窮する住民らに分け与える「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちがいた。そんな戦果アギヤーとして、いつか「でっかい戦果」をあげることを夢見るグスク、ヤマコ、レイの幼なじみの若者3人と、彼らにとって英雄的存在であるリーダー格のオン。しかしある夜の襲撃で“予定外の戦果”を手に入れたオンは、そのまま消息を絶ってしまう。残された3人はオンの影を追いながら生き、やがてグスクは刑事に、ヤマコは教師に、そしてレイはヤクザになり、それぞれの道を歩んでいくが、アメリカに支配され、本土からも見捨てられた環境で、思い通りにならない現実にやり場のない怒りを募らせていく。そして、オンが基地から持ち出した“何か”を追い、米軍も動き出す。

 

力が入っているのもわかるし、それなりに詰め込んでいるのもわかる。各役者の演技も悪くない。ただやはり長く感じてしまうのです。このあたりは国宝とは違う。

占領下の沖縄で、米軍がやっていた今考えるとひどいこと、ただその米軍の周りで稼いでいた人々もいる。そんな一概に米軍=悪と言えない両面が描かれていました。

この空気感が非常に伝わると沖縄ではお客さんが入っているということです。

 

原作を読んだ人に聞くと、めちゃくちゃ面白いらしく、こちらもぜひ読んでみたいと思います。

 

www.takarajima-movie.jp