Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)ワン・バトル・アフター・アナザー@ミッドランドスクエアシネマ

f:id:mailto1979:20251008084323j:image

 

★★★☆

 

かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じるボブだが、無慈悲な軍人のロックジョーが異常な執着心でウィラを狙い、父娘を追い詰めていく。

 

ポールトーマスアンダーソン監督作の中でも非常にわかりやすい仕立てになっています。

革命の話かと思いきや、家族愛の話になっているなんて。。。エンディングに向けてメッセージ性もありこの時代ならではだと思います。

 

エンディングでいうと最後のカーチェイス部分は、かつてこんなカーチェイスシーンは見たことがありません。普通カーチェイスというと街中でハンドルをきり、対向車が走ってくるそんなシーンですが、今回は、荒野でのただただ真っすぐな道でのカーチェイス。あるのはアップダウンのみ。

それでこんなに面白いカーチェイスになるとは。

あっぱれです。

 

またほぼ全編で流れる効果音楽。これが緊張感を漂わせています。映像も流れるようなカメラワークと臨場感ある手持ちカメラが入交り、これまた逃走劇の緊張感が続かせていました。

間に挟み込まれる「今の時間は?」と充電できないのユーモアも素敵でした。

 

wwws.warnerbros.co.jp