★★★★
昨年末公開で、話題になっていたのは知っていました。早くいかねばと思いながらやっとのことで観てきました。もちろんIMAX(現時点で3Dを観る一番の環境はIMAXに間違いありません)。
宇宙空間に掘り出された宇宙飛行士の生還を描きます。
映画らしい映画。好き嫌いはあるだろうけど、観ておくべき作品の一つであると思います。そして映画館でみなければ意味有りません。
オープニングからのカットなしの長回し。これが宇宙遊泳をしたら考えてしまうだろう、どこか心もとない不安となる気分にさせられます。カット割りが少ないのも観客の心拍数の上昇を誘います。
登場人物はサンドラブロックとジョージクルーニーの2人という非常にシンプルな構成。あくまで映像を見せる映画です。ジョージクルーニーの存在感の強さが、逆にいなくなったときの絶望感を引き立てさせます。
何度もあきらめそうになりそれでも生きるライアン(サンドラブロック)。
「誰もが生に前向きに」
誰も生きることができない宇宙空間で伝えたメッセージがこのこととは…。
『2013年宇宙の旅』とも言われる1本。
ぜひまだIMAXでやっていますので、まだ観ていない人は是非映画館で。