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今年初観戦!中日×広島 戦を観戦してきた@バンテリンドームナゴヤ

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まさかの首位キープとなっているカープ。週末の試合があるということで、チケットをとって観戦をしてきました。

今回はレフトスタンドのカープ応援席での観戦です。

 

先発は大瀬良。先日のノーヒットノーラン以降、ゼロ行進が続きます。結果7回まで投げて、なんと防御率は0点台。押しも押されぬエースです。

今年は投高打低。そんな中、4回に末包がレフトスタンドで2ランホームラン!これが決勝点になりました、

9回に貴重な追加点。9回裏に栗林がまさかの失点があったものの、3-1で勝利!

 

派手さがない試合でしたが、攻守とも時々見せ場もあり、結果勝ったので良しとしましょう!

応援席での観戦は面白いです。

(映画)あんのこと@伏見ミリオン座~抜けれないループ。世知辛いこの世の中。

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★★★☆

21 歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10 代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。
ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。
ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。(Filmarks)

 

毒親、薬物、自傷、虐待、売春、再生、転落……。

重い。

杏を演じる河井優実の演技に脱帽。過去では『由宇子の天秤』の女子高生役で出てたのですね(これも重い映画ですが)。

一つの再生のきっかけを作る刑事。とその失望。

その後に起こる、もう一つの再生。とその結末。

 

この転落と再生が繰り返されるの人生のストーリーが、薬物の依存と更生とリンクしているように作られている構成も面白いです。やっと抜けれそうでまた引き戻される。

薬物だけでなく、万引きをやめるシーンとするシーンとかも。脚本としてもそれが複層的に重なって、より重く感じるのですけど。

 

稲垣吾郎が吾郎節で良かったです。

それぞれの立場、時点での最善を選んだつもりが、結果、正義なのかというとどうなのか。というか「正義」って難しい。

 

観ながら思い出していたのは『市子』。抜けれそうで抜けられない負のループ、運命というものはそういうものなのでしょうか。『市子』『ミッシング』『空白』と最近、そういう映画が多いなぁと感じます。というかそういう映画ばかり観ているのでしょうね。

annokoto.jp

国宝 彦根城に行ってきた!

ある平日。彦根城に行ってきました。

現存十二天守のひとつであり、天守が国宝になっています。

 

JR彦根駅を降りると、石田三成の居城であった佐和山城跡が見えます。関ヶ原の後に廃城となり、そのあとこの地を治めた井伊家が作ったのが彦根城になります。

明治の廃城令の中、大隈重信の命でそのまま残されたということです。

 

駅から約10分。彦根城に到着。

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こちらが天守の前にある天秤櫓。橋で櫓に入るという珍しい作り。

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こちらが天守。それほど大きい城ではありません。三層の綺麗なお城でした。天守がある高台から見える琵琶湖の穏やかなこと。その昔、水運が中心だったころはここを使って、多くの物資が運ばれたのでしょう。

 

彦根城は、2027年の世界遺産登録を目指しています。城としては姫路城が登録されていますので、徳川の平和の象徴としての登録を目指しています。天守だけでなく城全体で申請をしています。

佐渡、飛鳥、彦根世界遺産申請が続きますね。世界遺産になると大量の観光客が来ますので、行くなら今ですね。

 

hikonecastle.com

(映画)青春18×2 君へと続く道@109シネマズ名古屋~旅の本質を伝える映画、そして涙腺ゆるゆる

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★★★★☆

 

大学時代からやっていたバックパックの旅。就職をしてからも子どもができるまでは、休みを取っては世界をプラプラしていました。

旅、特に一人旅には魔法があり、不思議な一期一会出会いがあり、自分に向き合ったり、生きていく術を身に着けたり、生きていく自信がついたりします。

 

本作の一つの主題である「旅」について、感じてきた「旅」の本質(「一休みはより長い旅のため」「旅は何がおこるか分からない」というフレーズがあるように)が適格に詰まった作品でした。

 

主人公は台湾人(シュー・グァンハン)。彼が18歳の時に出会った異国人(清原果耶)との淡い恋と、社会につかれた36歳で喪失を埋める旅を日本でするという物語。

監督は『余命10年』の藤井道人。ということで、あまりにもベタなストーリーで、先も読めてしまいます。それでも『旅』『恋』という前では、わかっちゃいるけど涙腺ゆるゆるになってしまいます。

 

「恋」の部分では、18歳の時の初心さ。その演出は臭いところもあるのですが、それでも良いじゃないですか。青春とは青臭いものです。

そして36歳の立場で喪失をした主人公が言う『誰かの1ページに残せたか』というようなフレーズに涙です。

「約束」を果たしたら(夢をかなえたら)再会しよう。という心持で36歳まで走ってきた主人公の気持ちもよくわかります。

 

今回思ったのが僕が、運命的なレールがあるという登場人物のどうしようもないことを描いた作品が好きなのですね。

ピュア映画な映画の場合はエモい映画になり、ダークサイドに描くと社会の不条理な作品(例えば『市子』『空白』)も好きなパターンになります。

 

もうひとつこの映画を観て気付いたのは、もう18歳にも戻れないということ。36歳の立場はまだ理解できるが、それも少し旬を過ぎている気もする。そんな年ごろを感じた作品でした。

劇中「旅にゴールはない」というフレーズがあります。そうかもしれません。そう信じたいです。

 

個人的に思うこと、考えることが多すぎる映画でした。

 

happinet-phantom.com

庵野秀明展~庵野氏のウルトラマンに対する愛を感じる展覧会でした!

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全国で巡回展をやっている庵野秀明展。名古屋開催が旧ボストン美術館跡地であるということで行ってきました。

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庵野氏の過去、現在、未来がテーマになっているのですが、個人的に展覧会ならではだったのが、彼が学生時代に作った作品群でした。「宇宙戦艦ヤマト」「ウルトラマン」「仮面ライダー」などヒーローもの、特撮もので育った彼が大阪芸術大学時代に作った映像が面白い。

つまり、彼自身がウルトラマンをやってみたという作品でした。2作あったのですが、1作目は作ってみたレベルが、2作目は本気出してみたというレベルに。こうした作品が見れるのは展覧会ならではでした。

 

庵野氏の過去、現在、未来がテーマになっているのですが、個人的に展覧会ならではだったのが、彼が学生時代に作った作品群でした。「宇宙戦艦ヤマト」「ウルトラマン」「仮面ライダー」などヒーローもの、特撮もので育った彼が大阪芸術大学時代に作った映像が面白い。

 

つまり、彼自身がウルトラマンをやってみたという作品でした。2作あったのですが、1作目は作ってみたレベルが、2作目は本気出してみたというレベルに。こうした作品が見れるのは展覧会ならではでした。

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こちらはエヴァエリアの第3村の模型。頭の中では思いつかない構図のために模型を作ったという。このあたりは特撮で育った監督ならではですね。

 

www.annohideakiten.jp

 

 

 

(映画)ミッシング@イオンシネマワンダー上小田井~落としどころのない社会で。

ポスター画像

 

★★★

 

「ヒメアノール」「空白」の吉田恵輔作品。予告編で石原さとみが熱を持って訴えかけていたので観てきました。

 

さて本編ですが、「空白」にも通じる社会の理不尽とマスコミが登場します。母親の熱が伝わらない社会とマスコミ。諦めというか絶望というか。それでも終盤、通じる部分もあり、それが光ともいえる。

SNSではマスゴミなんて言われますが、それを書いている方がより酷く、そして残念なことに「書く」ことの鋭利さを重く受け止めていません。SNSって鋭利なナイフみたいなものですから、普通の人間は受け止められません。

ちなみに「空白」の舞台にもなった蒲郡も出てきます。

あと石原さとみは、ショートカットの方が好きです。

 

wwws.warnerbros.co.jp

(読書)ふがいない僕は空を見た/窪 美澄

以前、映画にもなっていましたね。良いタイトルだなぁと思って気になっていました。文庫本は、設定が続いている連作短編集なのですね。

高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが――。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。

最初の「ミクマリ」というコスプレ不倫ものを軸に、それを取り巻く他者の視点で時間軸が進んでいきます。

 

スルスルと読めますし、読後サッパリとした気分にもなれます。

「性」を題材に、最後には「生」に繋がっていくというよくできた構成の1冊でした。