Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(グルメ)らーめん奏@名古屋・吹上

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名古屋の環状線沿いにあるラーメン店。雰囲気は町のひなびたラーメン屋なのに、いつも行列ができていて、美味しいのかなぁと気になっていたお店です。

 

調べてみると、ミシュランの星獲得店舗、ラーメン100名店など受賞店舗なのですね。小さな店内、10人も入らない店舗です。

 

自販機で食券を購入。チョイスしたのは塩ラーメン。

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こちらがでてきた塩ラーメン。

スープは煮干しと鶏ガラを混ぜ合わせたものということです。どおりで絶妙な脂っこさと煮干しの風味が出ているのですね。麺は細麺。

お味は、塩ラーメンを少し脂っこくした感じで、満足感とさっぱり感が味わえ美味しかったです。

妻は醤油ラーメンをセレクトしていましたが、こちらは太麺。ラーメンによって麺の太さをかえているのですね。

 

tabelog.com

(読書)予想どおりに不都合 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 /ダン アリエリー

行動経済学ブームに火をつけたベストセラーということで、ちょっと前の本ですが読んでみました。

「脳は合理的ではない」という事象が実験例とともに描かれています。ただ翻訳本ですので読みにくい…。正直要約版があればそれでいいと思います。ということで15章にわかれていますが、箇条書きに13個にまとめておきます。

  • 相対性゙‥必要のないものも相対的に得だと買ってしまう
  • アンカリング
  • 無料の力‥例:一定以上送料無料だとついついその金額まで買ってしまう
  • 社会規範のコスト‥楽しみでやっていたことが報酬をもらったとたん楽しくなくなる
  • 性的興奮の影響
  • 先延ばし問題‥適度の締め切りを設定するのが、最適
  • 所有意識‥自分の持っているものを過大評価する
  • 人は選択肢を残したがる
  • 予測がおよぼす(思い込み)の影響は大きい
  • 価格が高いものをを信用しやすい(プラセボ効果
  • 不信の輪‥人は裏切られるのが嫌い。結果トータルでは社会的には損になる。
  • 人はごまかす‥特に「お金」が見えない形だとよりごまかす。例として現金は盗まないが鉛筆は失敬する。
  • 他人と差をつけたがる‥例:ランチでの注文で差をつけてしまう

このようなことが実験結果とともに書かれています。ひとつひとつは面白いのでぜひ読みやすい解説本が欲しいです。

このような行動経済学の心理をついて世の中には様々な罠が仕掛けられています。Amazonの送料無料やスターバックスの値付け、クレジットカードの後払いシステムなど‥‥。

勝間和代さんの著書にもあったとおり、ビジネスにおいて単価を上げるということは大事であるともこれを読んでいて再認識しました。

 

人間は不合理である。

 

それをわかった上でビジネスをする、行動をただす、あるいはその不合理に乗ってみるということが大事なんだと思います。

 

(映画)すばらしき世界@109シネマズ名古屋~この世界は生きづらく、美しいというキャッチフレーズに偽りなし

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★★★☆

 

先日「ヤクザと家族」を観たばかりですが、またヤクザ映画(出所後)です。

不器用な殺人犯、出所後の苦悩という点では「ヤクザと家族」にも共通する部分が多分にあります。

母に捨てられ孤児院で育つ。その後暴力団に出入りし、殺人で満期まで刑期に服した主人公。その主人公を演じた役所広司の演技力はすさまじいものがありました。

中盤、主人公が育った孤児院を訪ねていくシーンがあります。

夕焼けに染まるグラウンドで、孤児たちとサッカーをします。そして一人の子どもにすがりつき泣き崩れるシーン。このシーンは、なにも言葉で説明をしなくても涙が溢れました。

世のレールを一度踏み外すとなかなか戻れない。まして最初からレールに乗っていないなんて、だれを責めればいいのでしょうか。それも自分の責任なのでしょうか……。

このレール問題は、レールの上を歩いている人たちにも脅迫観念のように心の根底に横たわっています。一度、外れると戻れない恐怖。だから、何もできない……。現状を守るので精一杯。だけどレールの先がちゃんとつながっている保障もない。

 

娑婆は生きずらい世界。しかし空が広い。

 

映画館を出た時の空は、なんとも複雑な色をしていました。それが世の中だといえばそれまでですが、そんな世の中を憐れむのか楽しむのか。

(映画)ブレスレス@名演小劇場~フェチと深層心理をつなげた映画

 

「ブレスレス」の画像検索結果

 

★★★

映画三昧のここ数日。

今回は、フィンランド映画「ブレスレス」を鑑賞。久しぶりの名演小劇場です。

妻を不慮の事故で失い、死んだように毎日を送っている外科医のユハ。救いを求めた先は、ふと迷い込んだSMクラブだった。喉元を締め付けられ、窒息寸前の生死をさまよう中でだけ、妻と再会できるのだ。

SMを題材にしているのですが、それほどシーンはありません。ただ歯を抜くシーンだけは、見ていて痛い。こちらまでギューってなってしました。

 

心の奥にしまっていた「妻の死」というトラウマをSMによって解放される。SM自体が開けてはいけない扉をあけることですもんね。その先の純愛というか、開放というか。

もう一つの見どころは、SMクラブの女王様役のモナ。めちゃ魅力的です。

 

breath-less.com

(映画)ヤクザと家族 The Family @109シネマズ名古屋~人生の歯車というものは狂いだすと哀しいほど戻せない

綾野剛×舘ひろし「ヤクザと家族」最愛の“家族”が集ったポスター完成、新予告も(コメントあり) - 映画ナタリー

 

★★★★

先日の「花束みたいな恋をした」に続いてみたのがこの作品。抗争ものではない、次のヤクザ映画。

前半はヤクザもの、そして刑務所出所後の後半は一転、社会派映画になる。ヤクザは親分と「家族」の誓いを交わす。そして本当の家族になりたかった男の人生を見事に描いた作品になっています。

反社会的勢力として「義理と人情では食えない」時代として現在が描かれています。そこには、個々の時点では最良(もしくはそうするしかない)の選択肢を選んできたはずなのに、どうしても幸せになれない。

世は不条理……。それを味わいつくさせてくれる、なんとも言えない気分にさせてくれる映画です。

骨太で重いテーマなのに、どうしてもみいってしまう作品でした。

 

www.yakuzatokazoku.com

(映画)花束みたいな恋をした@109シネマズ名古屋~カルチャーと現実の間を見事に描いた作品

本ポスターもお披露目!

 

★★★★

終電で出会った大学生の二人。趣味・好みがあまりにも近く、運命だと思い恋人になる。大学生から社会人への2人の5年間を描く。

 

「はじまりはおわりのはじまり」という言葉が表すように、恋愛のスタートは摘み立ての花のように素敵です。しかし哀しいかな枯れていってしまいます。自分の好きな分野にいること、その一方で社会にでて擦れていくこと、その両立を図ろうと延命するものの日がたった花束のように萎れていきます。

この延長線上で考えると「結婚」というワードも意味深です。それは花束を「ドライフラワー」のようにするという考え方なのかもしれません。

 

もうひとつ、本作の魅力はその演出です。

音楽・本・映画・展覧会・舞台……本人らがそこに価値観を見出していたCINRA&リラックス的なカルチャーワードが本当にたくさんでてきます。古くは「なんとなくクリスタル」、ちょっと前の「モテキ」のように固有名詞で雰囲気を作る手法は、個人的に好きな演出方法です。

 

「他人の本棚を見るとその人がわかる」というのは僕の持論のひとつです。本作でも麦が絹の家に初めて行った時に「まるでウチの本棚」と呟いています。インプットが同じであれば、考え方や好みは必然的に同じになっていきます。

そして「本」を通して、二人の心のすれ違いを表す演出につながります(本屋のシーン)。もう見ていて胸の奥が痛くなります。

 

「カルチャー」という点では、本作が2020年のはじめで終わりを迎えます。コロナ禍でカルチャーが壊滅状態の時に、公開されるという不思議なめぐり合わせ。「カルチャー」は不要不急、そう花束みたいなもの。ただあると生活にゆとりができます。

 

本作は時々、トイレットペーパーを持つシーンが出てきます。トイレットペーパーって超現実的な物品です。花束や「カルチャー」とは正反対の位置づけですよね。そしてそれらが同居するのが、現実なんだと思います。カルチャー(夢)と現実をどう同居させるのか。

 

これは感受性豊かな時の恋愛の物語。気があう人とは、朝までしゃべっても飽きません。僕にもあったような気がします。

そして気づきます。あの頃には多分、戻れないということを。

なんと味わい深い作品なんでしょう。

 

hana-koi.jp

(読書)アイドルエコノミーで稼げ! ―“空き資源"は宝の山/大前研一

アイドルといっても、乃木坂とかではない。アイドリングタイムのアイドル、つまり空きスペース(時間)についての本。

シェアリングエコノミーともいえます。ただ一般的なシェアのイメージ(車やスペース)だけでなく、企業の資産としてのアイドリングについての事業も紹介しています。

例えば、印刷についてのラクスルのビジネスモデルなどは、確かにこれはすごい発想だと思います。

 

ちなみに本書は、大前さんだけでなく、ネスレラクスル、日本交通の代表が寄稿した章も掲載されており、これらが約半々で構成されています。

簡単に読めてしまいます。