Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

今年初観戦!中日×広島 戦を観戦してきた@バンテリンドームナゴヤ

まさかの首位キープとなっているカープ。週末の試合があるということで、チケットをとって観戦をしてきました。 今回はレフトスタンドのカープ応援席での観戦です。 先発は大瀬良。先日のノーヒットノーラン以降、ゼロ行進が続きます。結果7回まで投げて、…

(映画)あんのこと@伏見ミリオン座~抜けれないループ。世知辛いこの世の中。

★★★☆ 21 歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、10 代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返り…

国宝 彦根城に行ってきた!

ある平日。彦根城に行ってきました。 現存十二天守のひとつであり、天守が国宝になっています。 JR彦根駅を降りると、石田三成の居城であった佐和山城跡が見えます。関ヶ原の後に廃城となり、そのあとこの地を治めた井伊家が作ったのが彦根城になります。 明…

(映画)青春18×2 君へと続く道@109シネマズ名古屋~旅の本質を伝える映画、そして涙腺ゆるゆる

★★★★☆ 大学時代からやっていたバックパックの旅。就職をしてからも子どもができるまでは、休みを取っては世界をプラプラしていました。 旅、特に一人旅には魔法があり、不思議な一期一会出会いがあり、自分に向き合ったり、生きていく術を身に着けたり、生き…

庵野秀明展~庵野氏のウルトラマンに対する愛を感じる展覧会でした!

全国で巡回展をやっている庵野秀明展。名古屋開催が旧ボストン美術館跡地であるということで行ってきました。 庵野氏の過去、現在、未来がテーマになっているのですが、個人的に展覧会ならではだったのが、彼が学生時代に作った作品群でした。「宇宙戦艦ヤマ…

(映画)ミッシング@イオンシネマワンダー上小田井~落としどころのない社会で。

★★★ 「ヒメアノール」「空白」の吉田恵輔作品。予告編で石原さとみが熱を持って訴えかけていたので観てきました。 さて本編ですが、「空白」にも通じる社会の理不尽とマスコミが登場します。母親の熱が伝わらない社会とマスコミ。諦めというか絶望というか。…

(読書)ふがいない僕は空を見た/窪 美澄

以前、映画にもなっていましたね。良いタイトルだなぁと思って気になっていました。文庫本は、設定が続いている連作短編集なのですね。 高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきた…

(映画)悪は存在しない@ナゴヤキネマ・ノイ~独特の緊張感とバランスを感じる映画

★★★☆ もともとシネマテークだった場所にクラウドファンディングで誕生した劇場「ナゴヤキネマ・ノイ」。名演小劇場もなくなった今、ミニシアターとしては、シネマスコーレのみだった(ミリオン座はもう少し大きいの資本系ということで除外)ので、新しい開館…

GWは近場で。小松宏誠展 光と影のモビール 空と歌@文化フォーラム春日井に行ってきた!

自転車以外でGWでお出かけをしたのが、文化フォーラム春日井で開催されていた「小松宏誠展」。 誰かのインスタで流れてきたものを観て、近いので行ってきました。 「浮遊」と「羽根」への興味を原点に「軽さ」「動き」「光」をテーマとした作品を作り出す作…

GW恒例!今年は自転車で渥美半島一周をしてきました!

ハマイチ(浜名湖)、チタイチ(知多半島)と自転車ツーリングをやってきました。今年はどこへいこうかと悩んでいるうちに、宿が取れなくなり、結果、家から日帰りで行ける渥美半島自転車一周をしてきました。 豊橋駅から太平洋岸自転車道​へ スタートは、輪…

(読書)エンタメビジネス全史 「IP先進国ニッポン」の誕生と構造/中山 淳雄

たいそうな名前をつけたものであると手に取ったときは思いました。 しかし、「興行」「映画」「音楽」「出版」「マンガ」「テレビ」「アニメ」「ゲーム」「スポーツ」という9つのジャンルを横断的に書かれた本書は、本当に面白かった。 もともとエンタメの…

(映画)陰陽師0@109シネマズ名古屋~初めての陰陽師シリーズ

★★★ 息子が観たいというので、父子で鑑賞。 陰陽師シリーズはどうも食わず嫌いをしていたのですが、予想外に面白かったです。VFXの白組が入っています。 呪術を催眠術としてとらえており、特に催眠がかかったところをザ・VFXとして描いているところに好感が…

(映画)14歳の栞@センチュリーシネマ~監督舞台挨拶&上映会に行ってきた!

★★★☆ 2022年の個人的年間ベスト2位の『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』の監督である竹林亮監督。本作は2021年に公開されたある春日部の中学校2年のクラスに密着したドキュメンタリー?映画作品である。 非常に興味深い作品だと…

(映画)劇場版 名探偵コナン 100万ドルの五稜星~函館に行ったことを思い出しながら

★★☆ 昨年、息子と旅行に行った函館が舞台ということで、コナンの最新作を息子と観てきました。前回の「黒鉄のサブマリン」が良かったので、果たして本作はと思って観ていましたが、今回は詰め込みすぎじゃない……。 とにかく怪しい伏線がちりばめすぎていて、…

(映画)オッペンハイマー@伏見ミリオン座~ノーランによる文学的法廷劇

★★★☆ アカデミー賞総なめの注目作品。いやぁ情報量が多すぎて一回で処理できません。原爆の父の栄光と苦悩を描くという前情報で観に行きました。それを普通に時系列でやるのではなく、法廷劇として時間軸を組み替えながら描いていくあたりは、さすがノーラン…

(読書)天路の旅人/沢木耕太郎~超長編ノンフィクション。沢木作品のひとつの集大成作。

やはり沢木耕太郎の文書は、水のように体に入ってくる。 西川一三という戦中に密偵として張家口から蒙古・チベットへ、そしてインド・ネパールとわたった8年もの旅についてのノンフィクション大作が本作である。 冒頭、盛岡で美容卸しをしていた西川に会い…

大阪マラソン2024を走ってきた!自己ベスト更新!!

少し前になりますが、2月末に大阪マラソンを走ってきました。そしてなんと2018年の東京マラソンで出した自己ベストを更新しました! 今回の大阪マラソンは2023年の新コース(大阪城の発着)からさらに改良されて折り返しが3回と減ったコースとなっています。…

(読書)国産RPGクロニクル ゲームはどう物語を描いてきたのか?/渡辺 範明

「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」。 日本のRPGを作ったこの2大シリーズについて考察する1冊。ドラクエが「7」、FFが「10」ぐらいまでしかやっていませんが、それでも面白く楽しめた1冊です。 小学生~中学生時代にやっていた作品は懐か…

ジブリパークに行ってきた!

長男が小学生の間にどこか行きたいということで、ジブリパークに行ってきました。本当は人の少ない2月に行きたかったのですが、ずっと休園日でして、たまたま魔女の谷もオープンした初日というタイミングになりました。 チケットはよくわからないまま「ジブ…

(映画)52ヘルツのクジラたち~その声が届く人がいるという物語

★★★☆ 「市子」ですっかりファンになってしまった杉咲花主演。 “52ヘルツのクジラ”とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。海の中で鳴き続けても届くことはない。 本作は、家庭に人生を搾取されてきたキコ(杉咲花)…

(映画)夜明けのすべて@109シネマズ名古屋~どこまでも優しい世界で。

★★★★ PMS(月経前症候群)のせいで月に1度イライラが止まらなくなってしまう藤沢さん(上白石萌音)。同じ会社で働くパニック症候群を患った過去をもつ山添くん(松村北斗)。 二人の恋人でも友人でもない同僚というか同志のような絶妙な関係が見事でした。…

(旅行)父子で行く東京

4月から息子が中学生になるということで、もう旅行なんて行ってくれないだろうなぁっと思い、最後だというつもりで週末の1泊2日で東京旅行に行ってきました。 旅行に行くと決めたのが金曜日の夜ということで、バタバタとプランを練った次第です。 スカイツ…

(読書)人口で語る世界史/ポール・モーランド

マルサスの『人口論』を突き抜ける事象が、19世紀にイギリスで起こる。農業革命とそれに続く産業革命に由来する。 農業革命で土地あたりの農作物の収穫量が増える。産業革命はイギリス外で生産された農作物を物流という形で調達できるようになった。 イギリ…

(映画)カラーパープル@109シネマズ名古屋~黒人同士を中心に家庭内暴力・虐待・女性蔑視を描いた作品

★★★ スティーブン・スピルバーグが1985年に手がけた同名映画をミュージカル映画としてリメイクした「カラーパープル」を観てきました。 ほとんど前情報なく観たのですが、黒人VS白人という要素も一部あるのだが、それよりも黒人間の家庭内暴力や虐待、女性蔑…

(映画)哀れなるものたち@伏見ミリオン座~欲について考えさせられる一本

★★★★ 本年度アカデミー賞最有力作品ということで早速観てきました。 ”ゴッド”と称されるサイコな外科医によって、赤ん坊の脳と大人の身体を持って再生されたベラ。体と頭が追い付いていない状況から、それが頭が体に追いついていく様子が一種ファンタジー的…

中学受験を終えた息子へ。

息子の中学受験が終わりました。2年半の塾生活を経ての受験でした。塾では、勉強の仕方と面白さに気づいたようで、受験が終わった日も塾に行きたがっていました。 これだけでも塾に行った甲斐があったというものである。 ただテスト自体をゲーム化しているき…

(読書)君のクイズ/小川 哲 ~これはクイズの小説ではない。クイズ番組を元にした人の物語である。

本屋で話題になっていたので読んでみました。 噂にたがわずあっという間に引き込まれ、2時間ほどで読了。 『なぜ対戦相手は、問題を言う前に答えられたのか』 という究極の問いを読みほどいていく。クイズ番組の決勝の問題を振り返りながら、その問いととも…

(読書)5A73 / 詠坂 雄二~幽霊文字についての小説

巷で話題になっていたので読んでみました。 関連性不明の不審死の共通項は身体に残された「暃」の字。それは、存在しないにも拘わらず、パソコン等では表示されるJISコード「5A73」の文字、幽霊文字だった。刑事たちが、事件の手掛かりを探る中、新たな死者…

ガウディとサグラダ・ファミリア展@名古屋市美術館

気になっていた名古屋市美術館で開催中の「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました。 この会館に珍しく2階から1階に降りるという方式での特別展でした。2階がガウディについての考察、そして1階がサクラダファミリアについての展示となって…

(読書)壇/沢木耕太郎

久しぶりの沢木耕太郎作品。この人の文体が好きなんです。良い日本酒のように体にスッと入ってくる。 今回のテーマは『火宅の人』の作者である檀一雄の妻であるヨソ子の立場から書かれた作品。ルポなのだが当事者の目線から書かれているという2.5人称ともい…