タイトルに引かれて手に取ってみました。河村瑞賢(河村屋七兵衛)の一代記。 伊勢国の貧農に産まれて、江戸へ出て丁稚奉公。その後、漬物や壁土加工をやり始める。この最初の部分は、アイデアを形にする要素が多分にある。これらの簡単な事業は真似をされる…
ある人に薦められて読んでみました。 ファイターズがなぜ北広島に球場を作ったのか?主人公はファイターズ職員である前沢さん。しかしその部下、球団社長、北広島の職員、札幌市の職員や市長の立場で書かれながら物語が進行します。 札幌と北広島。球団と本…
ふと図書館で手に取って読んでみた本。立ち読みをしている時に新宿区円通寺坂の写真があり、あっここ行ったことがあると思い出したからである。 この円通寺坂のY字路は、四谷三丁目駅から「君の名は。」のラストシーンである階段のすれ違いシーンである須坂…
★★★☆ 評判を聞いてみてきました。 とはいえ3時間近い大作で、さらに歌舞伎が題材と来ている。大丈夫かなと思っていました。 しかし、圧巻の作品でした。 これは、何よりも吉沢亮、横浜流星の舞台演技が何よりも躍動的であり色気があったということでしょう。…
子どもたちの希望もあり、日帰りで関西万博に行ってきました。本当は5月中に行くはずだったのが、スケジュールがあわずで6月14日(土)という梅雨の最中に行くことになりました。 準備編 チケットは前期券を事前に購入をしていました。夏休み以降は来場が増…
「旅の窓」に続いて読んだ沢木耕太郎のエッセイが「旅立つ季節」。 コロナ禍があけつつある時期に書かれた国内エッセイ。この人にかかると旅の偶然が起こる。セレンディピティとでも言うのか。 エピソードの一つに、東北で現地合流をするはずだった娘ととあ…
金閣寺を読んだ後に、さらっと読めるものを読みたいなということで、沢木耕太郎のエッセイを2冊読んでみました。 まずは「旅の窓」。 旅のお供、カメラ。見開きのページの右側にエッセイ。左側に旅の写真。エッセイはその旅の写真についての著者が思ったこ…
三島由紀夫作品は、『豊穣の海』を2023年に読んで以来のはず。 金閣寺が寺の僧によって焼失した事件は知っていました。そしてそれを題材に三島由紀夫が作品を書いたことも。 『豊穣の海』でも感じましたが、50年以上前に書かれた文章とは思えないぐらい綺麗…
★★★★☆ 週末どうしようかなぁと思っていたところ、ちょうど監督の大九明子さんの舞台挨拶もあるということで観にいってきました。 大学生の小西徹は、思い描いていたキャンパスライフとはほど遠い、冴えない毎日を送っていた。そんなある日、お団子頭の女子大…
★★★☆ 待望のトム・クルーズ最新作。 2023年の公開のデッドレコニングの続編にして完結編になります。もう2年近く前なのですね。 169分の大作であり、そのほとんど全編(おそらく90%ぐらい)がアクションシーンというアドレナリン出しすぎの1本でした。と…
★★★★ 50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベスは、容姿の衰えによって仕事が減っていくことを気に病み、若さと美しさと完璧な自分が得られるという、「サブスタンス」という違法薬品に手を出すことに。薬品を注射するやいなやエリザベスの背が破け、「ス…
高木正勝のライブの翌日、せっかく大阪にいるということで、朝イチ(といっても日時指定券の予約の空きがなく10:30)で大阪市美術館で開催されている「日本国宝展」に行ってきました。 なんと85点の国宝(通期では135点)が一堂に会していました。マジでその…
高木正勝さんのライブがあるということで、遠征して大阪でライブを観てきました。初めてのビルボードライブでのライブ。 高木正勝と言えば細田守監督作品のサントラで有名。ピアノ奏者だけれども今回はゲストボーカルを迎えてのアルバムリリースのレコ発にな…
世界的指揮者の26歳の渡欧記。 舞台は、1960年。貨物船での単身フランスにわたり、国際指揮者コンクールで優勝。その後、ニューヨークフィルの副指揮者になるまでの2年半の自伝になります。 旅先からの手紙を織り交ぜてユーモアあるふれる文体で楽しく読めま…
こどもがご他聞に漏れずポケモン好きというこで、松坂屋美術館でやっている「ポケモン工芸展」に行ってきました。 以前東京に行った時にもやっていたのですが、東京ではあまりの行列で入れず。そうこうしていたら名古屋にやってくるということで、あらためて…
今回はゴールデンウイークに三泊四日という佐渡旅行になりました。いろいろと情報のまとめておきます。 お金 宿代:¥23,000×3泊=¥70,000 高速代+ガソリン代:¥20,000 フェリー代(4名):¥25,000 レンタカー代:¥13,000 食事代:¥30,000 観光地入場料代:¥…
佐渡島2日目。この日は夕方に小木港からフェリーにのります。 佐和田海水浴場 まず向かったのは佐和田海水浴場。西向きに開いた海水浴場で、本当は前日の夕方に、サンセットとして来たかったのですが、夕食の都合でいけませんでした。 西三川ゴールドパーク…
新潟・佐渡旅行2日目。この日はいよいよ佐渡上陸です。佐渡への渡り方は、新潟から両津港へ渡るのが一般的で、フェリーやジェットホイルなど多数の本数が就航している。しかし今回我が家が使うのは直江津から小木という港へ渡る便になります。 1日2本のフェ…
小学生の息子が佐渡に行きたいということで、今年のゴールデンウイークは佐渡に行くことに。我が家には珍しく2月に予約をしました。 5月3日に直江津泊、5月4日朝イチに、直江津港からフェリーで佐渡へ渡って、佐渡泊。5月5日の夕方のフェリーで再び直江津港…
★★ 恒例のコナン映画。ここ最近のゴールデンウイークは毎年家族でコナン映画を観にいっています。今回は野辺山天文台が舞台となります。 さて内容は、今回は正直微妙かなぁ。警察、公安などが入り乱れ、登場人物が多すぎること、動機がイマイチ納得できない…
1泊2日でビワイチをやってきたのですが、せっかくなので南湖の周辺にある気になる寺社をまわってきました。具体的には、白髭神社・西教寺・日吉大社・近江神宮・石山寺・建部大社と6寺社をまわってきました。 白髭神社 こちらは1日目の夕方に訪問。ちょうど…
ハマイチ(浜名湖一周)、チタイチ(知多半島一周)、アツイチ(渥美半島一周)とここ数年ゴールデンウィークに行っていた自転車旅行。今年こそはということでちょっと早いですが、念願の琵琶湖一周(ビワイチ)をやってきました。 (そのために自転車のオー…
★★ 『花束みたいな恋をした』の坂元裕二脚本、土井裕泰監督作品。そして主演が広瀬すず、杉咲花、清原果耶の3人(まじで全員好き)という完全に好みの全部盛りの作品ということで期待して観にいきました。 いや、なんなのでしょうか。 先般公開された坂元脚…
僕が今乗っている自転車であるGIANTのTRADISTを買ったのはもう15年近く前のこと。会社の自転車好きの先輩に、通勤にも使うクロスバイクでおすすめがないかということで、勧められて購入した。 購入金額は6万円ほどだったと思う。6万円にしては、パーツが質が…
ドラゴンズに対してめっぽう弱いカープ。昨年は8勝16敗と大きく負け越しています。昨年も3回ほど観戦に行きましたが1勝2敗だったはず。 ちょうどお誘いがありナゴヤドームのカープ開幕戦2試合を観てきました。 4月9日は、ドラゴンズ側内野席での観覧。ドラ…
★★★ 評判を聞いて鑑賞してきました。「オズの魔法使い」の2人の魔女(良い魔女と悪い魔女)が若かりし頃の繋がりについて描くという設定、 そうお互い相容れない価値観を持ち、ただ同世代として手を取り合う。しかし別々の道へといういわゆる定番、お約束の…
★★★☆ コンクラーベとは、ローマ教皇を決める選挙。このコンクラーベを題材にした映画が「教皇選挙」となります。 いやぁ、キリスト教も権力にまみれていますね。教皇になりたい人、勝ち馬にあやかろうという人、教皇になるべき人を推す人……。 直前に『虚の伽…
2024年の直木賞候補作であり、石田衣良さんが薦めていたので読んでみました。若干文体が軽い所がありますが、題材が圧倒的に面白い、これぞエンタメ小説です。 より多くの金をつかんだ者が京都を制する――最後に嗤うのは仏か鬼か。日本仏教の最大宗派・燈念寺…
★★★★ 『半地下の家族』のポンジュノ監督の最新作。今回の設定はSFです。主人公は何度でも再生されるという設定の実験台になった青年。青年は借金から逃れるために、この再生の実験台として宇宙船に乗り込む。 プリント人間とはなんなの?これまた格差社会の…
ラジオネタの本ということで読んでみました。 オールナイトニッポンを聴いていたのは、中高生時代。お気に入りは、福山雅治、ウッチャンナンチャン、ナイナイあたりでしょうか。 それから30年ほどたち、オードリーのオールナイトニッポンがドーム公演を成功…