Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)クリード2/炎の宿敵@109シネマズ名古屋~ロッキーを通っていない僕が観ても前のめりに

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★★★☆

ロッキーを通っていない僕。前作『クリード/チャンプを継ぐ男』は評判を聞いてAmazon Primeにて視聴してからのこの続編鑑賞です。

 

ロッキーのライバルであり親友であったアポロをリング上で殺したドラゴ。ロッキーはその後ドラゴを倒します。そしてそのドラゴが息子をつれて世界チャンプになったアポロの息子、クリードと対戦をする。

 

ロッキーシリーズを鑑賞していなかった僕でもわかる、わかりやすい次世代の物語ではないですか!

 

ボクシングシーンは、格闘ものを好まない僕でも前のめりになります。ロッキーに負けた後のドラゴの様子などは、簡単に描かれますが、このあたりの手際の良さも光ったなぁと思います。

 

シリーズもののリブートとして、非常にできています。

この世代を超えて戦っていくのは、ロッキーを除くとスターウォーズぐらいしかないのではないでしょうか。

普通に観に行って楽しかった1本でした。

 

(映画)劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説@109シネマズ名古屋~テレビの総集編!?

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★★

 

小学生の子どもと一緒に観に行ってきました。

NHKの番組『ダーウィンが来た!』の映画版です。

本編は、「百獣の王へオスライオンの挑戦」「子どものための母ライオンの奮闘」「片腕を失った子供ゴリラの奇跡の家族愛」の3つの物語からなっています。

3篇ともそれぞれの動物の生態もわかり、興味深く見ることができました。ただこれってテレビで良くない!?と思わざるおえません。

AmazonPrime やBSでいっぱいやってそうです。

で調べてみたら、やはり過去のオンエア作品の中からセレクトした3本ということです。うーん、ナイトスクープならDVD化で終わりなのですが…。

映画らしいオリジナルや映像が欲しかったところですね。

 

darwin-movie.com

(読書)生涯投資家/村上世彰~目指したのは、コーポレートガバナンスとお金の循環

Kindleにて読了。

村上ファンドで世の中を騒がせた村上世彰氏の自伝になります。メディアでは悪者のイメージがついている彼ですが、そんな彼側から語ったものになります。もちろんニッポン放送阪神電鉄の買収についても、彼側の側面で語られています。

これが面白い。メディアというものは、わかりやすいものを切り取って伝えます。実際、ニッポン放送で世間を騒がす前にも、昭栄やダイワボウ情報システムズ、東急ホテルなどで買収、というと聞こえは悪いですが株主側から会社に提案をしています。その際はあまり騒がれませんでした。

しかしメディアや野球球団が対象となると、馴染みがあるのでメディアは面白おかしく切り取って伝えます。それが氏のイメージを作っていきます。

 

本書を通じて氏が目指したものは、

コーポレートガバナンスの推進
お金を循環させること
の2点に集約されています。

コーポレートガバナンスについては、ニッポン放送とフジテレビの関係が不釣り合いであることなど、非常におかしな状態が手つかずな会社が多々あるとしています。

彼は市場価値が実際の資産よりも低くされている株を買い占め、適正な価格にもっていくことにより利益を得ていました。

 

そして、上場しているということは、誰にでも株を売買できるということ。もし資金調達の必要がないのであれば、株主に還元(自社株買いや配当)するなり、TOBをして上場廃止をすべきと述べています。

これは不必要に内部留保を嫌った彼らしい発想です。お金は社会の血液といいますが、お金を循環させることこそが景気回復であるという真実をついています。

ROEという発想が欧米にはあり、日本にもそういう考え方があるということがやっと認知されはじめました。

 

メディアでみる彼のイメージと違う一面を見ることができつつ、お金について、投資について、会社について、考えさせられる1冊でした。平易な文だし、知っている企業名も出てきて読みやすいのでおススメの1冊です。

 

生涯投資家 (文春e-book)

生涯投資家 (文春e-book)

 

 

3連休、天気が良かったので愛知牧場に行ってきた!

天気が良かった3連休、最終日。

家にいるのも勿体なかったので、家族で日進市にある愛知牧場に行ってきました。

駐車場代がかかるものの、入場無料。動物に触れあったりするアトラクションごとにお金がかかる仕組でした。

子どもたちは、動物の餌やりと迷路がお気に入りでした。個人的には、乳しぼりとかやってほしかったのですが……。

 

あとこの季節に行ってよかったのは菜の花迷路というもの。

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迷路という名前ですが、菜の花畑に入ることができ、こんな写真を撮ることができます。1月でもこんなに咲いているんですね。菜の花畑は順番に咲かせているようで、となりではまだ青い菜の花が控えていました。

来園者は未就学児が多かったかなぁ。こうしたところに行けるのもあと数年と思うとちょっと寂しい気持ちになる今日この頃です。

(読書)教団X/中村文則

なかなかヘビーな分量のあるベストセラー。カルト宗教からの社会風刺、原子レベルでの生まれ変わりなど面白い理論が展開される小説でした。

 

小説的には後半のテロ部分からのこの世界の光の部分は面白く読むことができました。その光とは、”多様性の尊重”。良いですね、多様性。

 

また本書では、教祖の言葉という形で、哲学的なことが述べられています。

幸福とは、その性質上、様々なものを排除した上に成り立つ閉鎖された空間であるからです。

人生ってのは、比べるものじゃないって。(中略)大事なのは、目の前に出現したその自分の人生を歩くってことなの。

 

 くどいくらいの性描写については首を捻りますが、まぁ面白かったです。

 

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

 

 

(読書)君はどこにでも行ける/堀江貴文~アタマの中の壁を取り払うこと、行動することの大切さ

堀江貴文氏によるお手軽に読める啓発本。あとがきによると著者は、住まいを持たずホテル住まいだという。また宇宙関連ビジネスもあり世界中を飛び回っている。その旅という生活で感じたことの中から、考えた日本のことが読みやすくまとめらています。

 

とはいえ、基本的な考え方は前書きにまとめられている。

日本は「成熟」とよれば聞こえはいいが、成長の止まった長い後退線で闘っていなければならない。

そして日本はすでに、アジア唯一の先進国ではない。

 

というもの。

この考え方をもとに本書では、大きく分けて

①日本は安くなった

②アジアおよびヨーロッパの発展

③東京の魅力

という見地で書かれています。

 

日本はずっとデフレが続き実質的に値段が上がっておらず、他国から見ると相対的に安くなっています。これはホリエモン的には外国資本の流入が見込めるいい機会だと。一方、ここ最近の保守派による”日本称賛”的な見方が壁となる可能性があります。せっかく外国マネーの流入を阻害しかねないことを危惧しています。

 

外国の事情では、やはり面白いのアジアの発展ぶり。著者がいう、女の子の可愛さは裕福度に比例するという考え方は、彼らしいなぁと感じます。

そんな著者の一押しタイ。

個人的にはタイは人口ボーナス的にはピークアウトと考えており、インド、インドネシアベトナムあたりが面白いとおもっているのですが……。

また本書でのJKT48の展開について、日本人アイドルがJKTに行ったことが書かれています。確かにこの日本を出て、海外で稼ぐというモデルは先進的で面白く感じます。

日本は1億を超えるマーケットがあるので、国内でもビジネスが成立します。隣国、韓国や台湾、そしてシンガポールなどは、国内のマーケットが小さいので、もともとグローバル市場を見据えて経営をしています。マーケットが小さくなる日本に置いて、この視点が重要になることは間違いありません。 

 

③は東京を筆頭にした日本の魅力の再定義です。長年培ってきたインフラやリソースがあるのが東京であり日本であると。これは本当ならば世界に誇れるものなのだが、規制などで世界に開放できないということを嘆いています。

 

本書の最後に著者は、もはや日本で様々な情報が手に入る現在、海外に出る必要がどこまであるか疑問を呈しています。

 

大事なことは、海外に出る出ないではなく、頭の中の壁を壊す事。不安のほとんどは思い込みであると。

 

本書を読み、著者をみていると、行動することの大切さを再認識させられます。不安は思い込みから来ると本書では書かれていますが、行動しているときは、不安を忘れることができます。

そして現代人は頭の中でいろいろ考えてシュミレーションすることが不安につながっているのではないかと考えてしまいます。

 

新年、今年も行動する年にしたいと再認識させてくれる1冊でした。

君はどこにでも行ける

君はどこにでも行ける

 

 

(映画)シュガー・ラッシュ:オンライン@109シネマズ名古屋~ハードルを上げ続けるディズニー

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★★★☆

正月休み。息子とディズニー最新作『シュガー・ラッシュ:オンライン』を観てきました。

初めてアーケードゲームの世界を飛び出したラルフとヴァネロペが、インターネットの世界に入り込み冒険する。

 

ピクサーが『インサイド・ヘッド』で頭の中の感情を映画で見せた時も驚きでしたが、今回ディズニーが描いたのはインターネットの世界。

このインターネットの世界のビジュアル化がよくできています。

WI-FIを通してインターネットの世界へ入っていく下り。パケットを想定した移動、ポップアップ、e-BAYやYOU TUBE的なものなどなど。電子世界をこれほどわかりやすく表現したことは素晴らしいです。

この風景、どこかで観たなぁと思っていたのですが、それはドラえもんの22世紀の世界の描き方とそっくりですね。もしかしたら藤子不二雄先生が創造した未来は、もう仮想空間にはあるのかもしれません。

 

もう一つ注目は、脚本。ディズニー自身もをパロディとしてしまっています。秀逸は、予告編でも出てくるプリンセス達が登場するシーンです。

これによってディズニーが描くプリンセスの更新履歴がみてとれます。

男性によって幸せにしてもらうお姫様から、人種を超えたプリンセス、そして友情によって幸せになる(アナ雪)という変遷。

そして最新作がこのヴェネロペ。本作によって提示されたプリンセスは、「自分らしく生きることこそがプリンセス」というもの。これは最近のディズニーが提唱するプリンセス像の延長線上にあります。

さらに、プリンセスの象徴のドレスも来ていなくていい。実際、プリンセスの私服姿を見ることができますし、終盤ラルフが白雪姫のドレスを着るくだりがあります。逆説的にみるとラルフがプリンセスでもいいといもいえます。それは性をも超えて、プリンセス的なものは男性にもあっていいだとも取れます。

 

 

本作は父子で観に行ったのですが、最後の言葉が身に染みます。

 

ラルフがヴェネロペに言ったセリフ、

 

「さぁ行けよ。世界がお前を待っている」

 

あと何年か後に僕もこの言葉を子どもにいうのでしょうか。

自分が理解できない世界があること、その世界の虜になる次の世代。そんな時が来るのでしょうね。小学1年の息子と観ていてそんなことを感じた作品でした。

 

www.disney.co.jp