★★★☆
涙腺崩壊映画という噂を聞いて観てきました。
ダメな娘が母の死を目前にして、母の若かりし頃にタイムスリップする。娘が母から聞かされていた「何時になったら私を幸せにしてくれるの」という言葉を胸に、色々と母を幸せにするために行動を起こす。
冒頭から完全にコメディタッチ。娘がぽっちゃりということもあり、中国的な笑いで笑いをとっていく。それはタイムスリップをした後も続く。
そして終盤からの種明かしのところで、涙腺を刺激しまくる伏線の回収。母の愛情たっぷりの娘。いつだって母は子の側で見守っているもの。
エンドロール、全ての母に捧ぐ。どんなお母さんだって少女だった時があったというフレーズが沁みます。
今、若い女性には、その今を必死に楽しんで欲しいし、あなたを産んだ母にもそういう時期があった頃をちょっと思い出してみると心が温かくなります。
