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(読書)最速で結果を出す人の「戦略的」時間術/理央周

最速で結果を出す人の「戦略的」時間術 (PHPビジネス新書)

 

引き続き理央周の本から。前回読んだものが、物語風のマーティングの本でしたが、こちらは普通に新書としてのビジネス書です。タイトルではいかにもハック的な要素が多いのかと思いきや、考え方に関する部分が大半でした。

そのため概念的なものとハック的なものがごちゃごちゃしていたのは少し残念。

できる人の特徴とは?

本書で挙げられるできる人の特徴は、
・結果にこだわる
・しかし新しい視点を欠かさない
・すぐに実行できる
・時間はコストという認識ができていて、不必要な仕事は切り捨てる
といったことが出来ている人となっています。
また、出来る人が段取りよく円滑に仕事を進めるためにやっていることで意識しているのは、
・目標値の設定
・時間軸の設定
・念押しと軌道修正のタイミング
という3つを各プロジェクトにおいて設定していることです。
確かに目標と時間の認識は重要ですよね。仕事を請けるときに必ず確認をしないといけません。逆に仕事をお願いする場合は目標と時間に関しては必ずオリエンしないとブレたオリエンになり、より仕事が長引きます。
(こうしたことをやっていない人が結構多いのが残念)
 

デキる管理職とは?

本書では管理職の人についての指摘も書かれていました。気に入った部分を記しておきます。
 
人はマネージされることを望まない。リードされたいのだ。世界のマネージャーなんて聞いたこおがあるか?世界のリーダー、それはある」(『アメリカの心』より)

という引用がありました。マネージだけでは70点しかでない。リードしてこそ100点がでると述べられています。

たしかリクルートの本を読んだ時、HOTPEPPERの創刊の時に管理職が飛び込み営業をしてそのノウハウをマニュアルに落とし込んでいったという記述がありました。

姿を見せることって重要なんですね。

 

最速で結果を出す人の「戦略的」時間術 (PHPビジネス新書)

最速で結果を出す人の「戦略的」時間術 (PHPビジネス新書)