Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

(映画)スターウォーズ ローグワン@109シネマズ名古屋 再び息子と共に

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★★★★

 

昨年に続き、息子と鑑賞するスターウォーズです。

スターウォーズ エピソード4の直前、デススターの設計図をどのように入手したのかというお話し。

スターウォーズ全般がスカイウォーカー家による全宇宙を巻き込み、フォースを使いまくる壮大な親子喧嘩の話という揶揄があります。一方、このローグワンがスピンオフ作品ということもあり、フォースを使いまくる英雄の陰で支える名もなき兵士たちの物語。

エピソード7のストームトゥルーパーもですが、こうした一兵卒に光を当てるのが時代の流れなのでしょう。

もう一つ時流を感じるのは主人公が女性であること。ヒロイン、ジン・アーソを演じるのはフェリシティ・ジョーンズという女優さんです。これまた魅力的です。

 

脚本は、全体的に前半がたるく、後半に向けて加速していく感じは致し方ないのかなぁと。もうひとつ映像が綺麗であるところ。特にラストシーンのビーチでの戦闘シーンはまるでゲームの画面のようです。

 

ちなみに5歳の息子もまずまず楽しんでいたようです。

(グルメ)つる岡@名古屋・鶴舞 味噌煮込みを食べる!

寒いですね。

そんな日は暖かい味噌煮込みを食べたくなるのは、すっかり名古屋人の証拠でしょうか。さて今回訪れた「つる岡」は鶴舞駅から路地を入った住宅街にあるお店。この界隈では地元民に慕われているうどん・そばのお店です。

 

この店で有名なのは、なんといってもカレーうどん。ダシが効いたカレーと絡み合ううどんはまさに絶品。しかし今日は、味噌煮込みうどんを頼んでみます。

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こちらが、つる岡の味噌煮込みうどん(卵と鶏肉入り)です。

山本屋よりも麺が細めなのが特徴でしょうか。もっちり感もそれほどはありません。汁もまぁさっぱり目。普段使いにはこれぐらいの方がいいかもです。

 

美味しくいただきました。また近くにいったら寄りたいと思います。

 

つる岡(食べログ)

(映画)ドント・ブリーズ@ミッドランドスクエアシネマ2

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★★★★

 

噂を聞いて観てきました!久しぶりのホラー映画です。

もう、本当にこれはホラー映画シーンでも名作でしょう!90分程度の映画ですが、本当に冒頭から「息を呑む」とはこのこと。まさしくタイトル通りの「ドントブリーズ」です。もう90分が長いこと!緊張しっぱなしの限界です。

映画のほぼすべてが1軒の家の中での出来事として起こるというこの閉鎖的空間演出。もう映画って本当に面白い!冒頭から映像的に仕組まれたことが回収されていく脚本。低予算だけれども面白いものが作られるというその技巧力にも頭が下がります。

 

(ネタバレを含みます)

 

ストーリーとしては、盲目の老人対窃盗団という構図からのサイコパスから逃げ惑う若者へというの流れ、もうこの転換点から恐怖にドライブがかかります。

あとヒロインのジェーン・レヴィもかなりナイス演技&カワイイです。

今年の最後にすごいホラー&サイコ映画が来たー‼ということで、おススメの1本です!

 

www.dont-breathe.jp

5歳の息子向けクリスマスプレゼントとして『せかいスゴロク』を作ってみた!

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クリスマスが近づいてきました。うちの保育園では手作りクリスマスプレゼントの制作が義務づけられています。忙しいのに…、と嘆いてばかりもいられません。ここはこういう機会でもないと、作ることはないとポジティブに考え直して、今年も制作します。

今年はスゴロクを制作することに

5歳ともなるとひらがな・カタカナが読めるようになります。普段の子供の様子をみていると自分でゲームを考えるようになります。その中で自分でスゴロクを作って遊んでいました。

また今年の夏には家族でシンガポールに海外旅行にも行きました。ということで世界地図を舞台にしたスゴロクを作ろう流れに。

普段、こどもがどんな風に遊んでいるかがハンドメイドプレゼントのヒントとなることも多々あるように思います。

もう一つ、僕が旅行&地図好きということで、その経験を生かせれればということでこのプレゼントになりました。

せかいスゴロクの作り方

それでは『せかいスゴロク』の作り方です。

 

準備するものと道具

  • ユポ紙
  • ベニヤ板
  • 紙やすり
  • スプレーニス
  • マーカー(油性ペン&ポスカなど)
  • 下書き用に鉛筆など
  • はさみ
  • ボンド

とりあえずこれだけあればOKです。

ユポ紙とは紙とプラスチック用紙の間のような紙になります。強度が強いので消しゴムで下書きを消したりしてもクチャクチャになりにくいです。また子供がぞんざいに扱っても破れにくいということで採用しました。

こちらなかなか大きいものが手に入りずらいのが難点。僕は知り合いの印刷屋からもらいました。

ない場合は模造紙で代用となります。

つづいてベニヤ板・紙やすり・ニスについて。これらは表紙に使います。なくてもOKですが、面倒な場合は適当な厚紙でも可能です。

 

作り方

作り方ですが、僕なりの作り方になります。

0 紙のサイズを決める

まずはユポ紙の切り取りです。僕の場合はA1の大きさとなります。インパクトしては最低でもB2サイズは欲しいですね。

 

つづいてスゴロクの中身の作成です。

 

1 世界地図の下書き

 最初に適当に世界地図を鉛筆で下書きします。本当に適当でOKです。

 

2 マス目の下書き

続いて、マス目を適当に割り振っていきます。ここでこの国ではこういうイベントをつくろうなんて妄想を広げます。ポイントは、それぞれのマス目は大き目にとっておくこと。あまりに細かいと子供が読むことをなくすとともに、親の創作意欲もなくなっていきます。

僕の場合は、スタートをイギリスにし、ヨーロッパ→アフリカ→アジア→オーストラリア→南米→アメリカ→ロシアとまわりゴールを日本としました。

このマス目を考えているときが一番楽しいです。一応、その土地ならではエピソードを入れ込んでいます。

(例:オーストラリア→誰かにコアラのように抱き着く

   イタリア:ローマ皇帝の力でだれかの駒を5つ戻す とか)

 

3 マス目の清書

次に油性ペンでマス目をなぞっていきます。下書きからずれることもありますが、そこは適当に。まちがっても世界地図を先になぞっては行けません。マス目が先です。

 

4 陸地の縁取り

マス目が出来上がったら、マス目をかわしながら陸地を縁取ります。僕は陸地という意味で、茶色を使いました。この段階で下書きの鉛筆を消しゴムで消します。

 

5 海・陸の色付け

最後に海や陸を色付けします。海は青色に、陸は砂漠はベージュ、平野は黄緑、ジャングル地帯は深緑で色付けします。またおもな山(アルプス・ヒマラヤ・ロッキー・アンデス・ウラル)などは山脈風に描いたりもします。

ポイントは全部塗ろうとは思わず、適度に塗ること

 

6 紙を折る

つづいてこのユポ紙をおります。

今回、僕が採用したのは「ミウラ折り」という折り方になります。ジャバラ折りの変形のようなこの折り方の特徴は、引っ張るという行為で開くということです。FUJI ROCKなどの音楽フェスのリーフレットにも採用されており、インパクトがあります。これを手製で作成しようというわけです。

折り方は「ミウラ折り」を商品化したZ-CARDのWEBサイトを参考にしました。

www.z-card-factory.jp

 

7 表紙の作成

そして最後に表紙の作成になります。

 

7-1 表紙用のベニヤ板のカット

ミウラ折りをして一面のサイズがわかりますので、そのサイズの1cm程度大きくベニヤ板をカットしてもらいます。ホームセンターでやってくれます。

 

7-2 ベニヤ板の角を紙やすりで磨く

ささくれがあるといけませんので、ベニヤ板を紙やすりで磨きます。僕の場合は時間が無かったので、ほどほどに断面を磨いただけです。

 

7-3 表紙をデザインする

表紙をマーカーで描きます。僕の作ったデザインが思いのほか塗る場所が多く面倒でした。このようにぬりつぶすのであれば、スプレータイプでやった方が綺麗で早かったです…。

 

7-4 表紙にニスをぬる

ここまでする必要もないのですが、スプレー式にニスで表紙をコーティングします。以前作った木工パズルの時のスプレーニスが余っていたからですが…。

 

7-5 表紙とユポ紙をくっつける

ニスが乾くのを待ってボンドで表紙をくっつけます。

ボンドが乾けば完成!

 

スゴロク制作で約3時間、表紙制作で1時間ほどかかります。ニスの乾かしなども入れると1日仕事となりました…。

完成した『せかいスゴロク』がこちら!

そんな1日仕事で完成した『せかいスゴロク』がこちらです。

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表紙は緑と青の両面としました。スプレーニスがうまくいかず、気泡が残ってしまいました。字が下手なのもご愛敬。

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ミウラ折りを開いていきます。こんな感じでジャバラを開けるカンジがワクワクするかと。

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これが中面の世界地図スゴロク。塗り方の参考にしていただければ。

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オーストラリアのあたりを拡大してみました。コアラのように抱き着くは、もはや王様ゲームのノリになっています。

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こちらは地中海。サハラ砂漠の大変さをあらわしてみました。おなじようなことがアマゾンやシベリアにもあります。

 

表紙のハンドメイド感はどうかと思いますが、中の地図スゴロクは各地を旅行していた時の思い出がよみがえります。

実はこの裏面に日本版のスゴロクをかくという案もあったのですが、もう力尽きて断念。

あとは子供が喜んでくれればと思っています。

AMAZON サイバーマンデーで、ついにKindle Paperwhiteを購入!

今週月曜日からスタートしているAMAZON のセール、サイバーマンデー。以前から欲しいとおもっていたKindle Paperwhiteをついに購入しました!

プライム会員なら7300円OFFの6980円‼なんと半額以下になっています。

※12月10日現在、在庫切れで配達が12月20日以降ということです。

開封の儀&ユーザーレビュー

それでは開封の儀です。意外と小さい箱に入っているKindle Paperwhite

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箱を開けると、こんな感じ。

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早速手に持ってみます。

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まず感じたのは、その手触り。画面はマッドな手触りになります。スマホのツルツルの画面に慣れた今では新鮮です。実はこのマッドな画面の方が指紋が残りにくいです。

重さは軽いのですが、文庫本などに比べるとやや重いかなぁ。片手で読むとなると、ちょっと重さがネックになるのではというところです。

画面の反応は、やや遅いです。ページをめくる部分ではこれぐらいでもストレスありませんが、ダウンロードするタイミングでのアマゾンページを検索する際はちょっと気になります。

充電はUSBのケーブルを通じて行います。1日30分の使用で数週間も持つということです。

ひとつ残念だったのは、プライム会員のメリットで毎月1冊無料ダウンロードができるのですが、このラインナップがイマイチでした。

Kindle版であれば何でもできるのかと思いきや一部のものだけでした。マンガや写真集が多く、読みたい小説や新書、ビジネス書などが少なかったです。とはいえ記念すべき1冊目にダウンロードしたのは、ちきりん著『「Chikirinの日記」の育て方』にしました。

 

それにしてもこの端末に数千冊を収容できるとは、便利な世の中になりました。旅行中とかに大活躍ですよね。

読書ライフを楽しみたいと思います!

ぜひこの機会にKindle Paperwhiteのご購入をお勧めします!

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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(読書)魔法的モノローグ台本+4+2/小沢健二

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今年6月に行ってきた小沢健二のライブで買った1冊。こちらエッセイが3篇と広告についての考察が書かれている。

エッセイでは、国際結婚をした彼による日常で感じる言語について書かれている。子供を育てていく中での気づきなんかも書かれています。

 

その後、本の大半を占めるのが広告についての考察。これは以前の書籍『企業的な社会、セラピー的な社会』でも考察されていましたが、それよりもわかりやすいお話しとなっています。

例えば、広告がマスコミを形成いることで世論は実は広告主の意向が間接的に影響していることからはじまり、現代生活では広告を浴び続けていること、世の中が若者文化だらけなのは広告主がそこをターゲットにしているからだったり、若者をターゲットにした方が広告効果が高いことなどなど。

載っていたエピソードの中で印象的だったのは、「モノ、カネ、外見を重視する気持ち」が強いと人生の満足度が低いという研究結果があること。実は「モノ、カネ、外見」をPRしたいのは広告主の多くであるという真実…。

 

随所に、小沢健二ってやっぱい賢いなぁと感じます。

ライブ会場以外では手に入らないのが残念。

lifeisashowtime.hateblo.jp

(映画)何者@109シネマズ を観て、氷河期に80社受けた僕が就職活動について考える

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★★★☆

これまた評判だった「何者」をやっと観てきました。

公開時に年間1位にあげた『桐島、部活やめるってよの』の朝井リョウ原作だったんですよね。

『桐島~』が学園群像劇だったのに対して、今作は就職活動というシチュエーションでの群像劇。就職活動か…、あー思い出したくない。

 

ストーリーは、元演劇の脚本を書いていたあくまで客観的な視点の主人公を中心とする5人の就職活動の群像劇。そこには一見仲よさそうに見える表とSNSなどでみせる裏側の顔が交錯する。

『桐島~』でも感じましたが、当時を振り返って、思い出したくない過去をえぐられるそんな感覚にえぐられる映画でした。

僕が考える就職活動とは、大人になるということとは、人生とは

就職活動ってこれまでの「横断歩道、みんなで歩けば怖くない」という世界から掘り出される儀式といえます。昔は元服や成人式がその部分を果たしていたのでしょう。いまの大人の儀式は就職活動であるといえます。

それは「一人で生きていく」ということを認識させられる機会であるということ。

 

本作では「1分以内で自己紹介してください」という定番の面接の質問が度々でてきます。多くの学生はそれを事前に準備するために、自己分析という名のものとに自分と向き合うことになります。

また仲良しこよしだった友達とも、実は戦友であるとともにライバルでもあり、明らかに差がつく機会でもあります。

映画でもこのあたりはよくあらわしています。内定が出たものが明らかに優位になる。その優位を妬む。また時に同じ会社の試験を受けていて、足のひっぱりあいになったりもします。

僕自身、80社も受けていたので、その辺の気持ちは痛いぐらいわかります…。そう最後は一人なんです。

 

あと映画からもよみとれる「大人になること」について。

ここ数年の僕の持論である「大人になるということ」とは、コンプレックスを受け入れること

コンプレックスを受け入れることは、なかなかハードルが高いです。人はどうしても弱みを隠したがります。カッコつけたいですから。

主人公はラスト、そのコンプレックスを少し受け入れたのでしょう、その表情が少しかわります。それが大人になるということなんだと思います。

 

もうひとつ、大人になるにあたって。

 

「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな」

 

これは主人公の言葉です。人は、2つに分けられます。

行動する人とそうしない人。

その差は山よりも高く海より深い。結果を出したかどうかもだが、出そうとしたか。それが大事です。

自分への戒めにもしたいです。

 

様々なことを考えさせられる1本でした。

 

nanimono-movie.com