京都出張に合わせて、朝少し早目に出て、京都の神社にお参りしてきました。「出張ついでに旅に出よう」というのをどこかで見かけたからかもしれません。
陰陽師でブレイクのパワースポット!晴明神社へ
京都駅からバスで20分ほど。「堀川一条戻り橋」という渋い名前のバス停で下車。そこからすぐ。堀川通沿いにあります。
このところのブームもあってか、小さい神社のわりには公認の「桔梗庵」というお土産物屋まであります。境内には意外にも外国人が多かったです。
晴明神社のマークは、五芒星。これが外国人を惹き付けているのではというのが僕の推論。
平安時代に朝廷から信頼されていた安倍晴明を祀っている晴明神社。実は千利休の屋敷跡が隣にり、茶会で使用した井戸「晴明井」があったりする。この「晴明井」は、五芒星が描かれており、取水口がその年の方角を向いている。
うーん、社ガールが好きそうなパワースポット要素満載です。
ちなみに御朱印はこちら。
なんとスタンプ方式。日付までスタンプとは…。
御所の隣の護王神社へ
晴明神社の後、まだ時間があったので10分ほど歩いて御所の隣にある護王神社にお参りしました。平安京への遷都を提案した和気清麻呂を祀っています。そういう意味では、一千年の都、京都の産みの親でもありますね。
和気清麻呂って誰だっけ?というのが多くの日本人だと思います。僕もそんな一人でした。調べてみると、奈良時代後期に皇統を守るため道鏡と対立し、大隈に島流しにあったものの、都に返り咲き、業績を上げた文官ということです。戦前は紙幣にも印刷されているほどの著名人だったということです。
境内で特徴的なのは、本殿前にある招魂樹の根本に、「願かけ猪」の石像があり、その周りに願かけの串がたくさんさしている場所があります。串に願いを書くというのは珍しいですよね。
境内には「猪」がたくさん祀られています。これも和気清麻呂が、大隈に島流しになった際、途中宇佐神宮に参る時に現れ、道案内をするとともに和気清麻呂の足を治した逸話に基づいています。
そういう訳で、足腰の御利益もあるという神社でもあります。
御朱印はこちら。
出張ついでで訪れた朝の京都でしたが、かなり充実でした。