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(映画)ディア・エヴァン・ハンセン@ミッドランドスクエアシネマ~オープニングが必見のミュージカル映画

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★★★☆

 

エヴァン・ハンセンは学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいる。ある日彼は、自分宛てに書いた“Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)”から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。それは誰にも見られたくないエヴァンの「心の声」が書かれた手紙。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶った事を知らされる。悲しみに暮れるコナーの両親は、彼が持っていた〈手紙〉を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと思い込む。彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは、思わず話を合わせてしまう。そして促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は両親に留まらず周囲の心を打ち勇気を与え、SNSを通じて世界中に広がっていく。思いがけず人気者になったエヴァンは戸惑いながらも充実した学校生活を送るが、〈思いやりでついた嘘〉は彼の人生を大きく動かし、やがて事態は思いもよらぬ方向に進む—。

 

ラ・ラ・ランド」以降、時々出てくるミュージカル映画

まずオープニングで掴まれました。

アメリカあるあるの華やかなハイスクールの中、主人公のミュージカルで始まるのだけれども、誰もそれを気にしていない。

孤独はみんなの中で感じる、ということは度々言われます。それをこれほどわかりやす示したオープニングで思わず拍手です。

 

一方、ストーリーはというと、思いがけずついた嘘がいつばれるか、起承転結がわかる展開。予想通りというか、オチがわかりすぎる展開。途中からいつ「嘘だった」と告白するのかばかり気になってしまいました。

 

ただ「疎外感」や「自分は何者なのか」という思春期の誰にでもある感情を描いた普遍的な作品でもあります。

音楽は素晴らしく、個人的には同級生を演じたアマンドラ・ステンバーグが超魅力的でした。

オープニングを味わうだけでも必見の作品だったと思います。

 

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