Life is a showtime

やりたい事とか日記とかをつれづれなるままに……

5歳の息子向けクリスマスプレゼントとして『せかいスゴロク』を作ってみた!

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クリスマスが近づいてきました。うちの保育園では手作りクリスマスプレゼントの制作が義務づけられています。忙しいのに…、と嘆いてばかりもいられません。ここはこういう機会でもないと、作ることはないとポジティブに考え直して、今年も制作します。

今年はスゴロクを制作することに

5歳ともなるとひらがな・カタカナが読めるようになります。普段の子供の様子をみていると自分でゲームを考えるようになります。その中で自分でスゴロクを作って遊んでいました。

また今年の夏には家族でシンガポールに海外旅行にも行きました。ということで世界地図を舞台にしたスゴロクを作ろう流れに。

普段、こどもがどんな風に遊んでいるかがハンドメイドプレゼントのヒントとなることも多々あるように思います。

もう一つ、僕が旅行&地図好きということで、その経験を生かせれればということでこのプレゼントになりました。

せかいスゴロクの作り方

それでは『せかいスゴロク』の作り方です。

 

準備するものと道具

  • ユポ紙
  • ベニヤ板
  • 紙やすり
  • スプレーニス
  • マーカー(油性ペン&ポスカなど)
  • 下書き用に鉛筆など
  • はさみ
  • ボンド

とりあえずこれだけあればOKです。

ユポ紙とは紙とプラスチック用紙の間のような紙になります。強度が強いので消しゴムで下書きを消したりしてもクチャクチャになりにくいです。また子供がぞんざいに扱っても破れにくいということで採用しました。

こちらなかなか大きいものが手に入りずらいのが難点。僕は知り合いの印刷屋からもらいました。

ない場合は模造紙で代用となります。

つづいてベニヤ板・紙やすり・ニスについて。これらは表紙に使います。なくてもOKですが、面倒な場合は適当な厚紙でも可能です。

 

作り方

作り方ですが、僕なりの作り方になります。

0 紙のサイズを決める

まずはユポ紙の切り取りです。僕の場合はA1の大きさとなります。インパクトしては最低でもB2サイズは欲しいですね。

 

つづいてスゴロクの中身の作成です。

 

1 世界地図の下書き

 最初に適当に世界地図を鉛筆で下書きします。本当に適当でOKです。

 

2 マス目の下書き

続いて、マス目を適当に割り振っていきます。ここでこの国ではこういうイベントをつくろうなんて妄想を広げます。ポイントは、それぞれのマス目は大き目にとっておくこと。あまりに細かいと子供が読むことをなくすとともに、親の創作意欲もなくなっていきます。

僕の場合は、スタートをイギリスにし、ヨーロッパ→アフリカ→アジア→オーストラリア→南米→アメリカ→ロシアとまわりゴールを日本としました。

このマス目を考えているときが一番楽しいです。一応、その土地ならではエピソードを入れ込んでいます。

(例:オーストラリア→誰かにコアラのように抱き着く

   イタリア:ローマ皇帝の力でだれかの駒を5つ戻す とか)

 

3 マス目の清書

次に油性ペンでマス目をなぞっていきます。下書きからずれることもありますが、そこは適当に。まちがっても世界地図を先になぞっては行けません。マス目が先です。

 

4 陸地の縁取り

マス目が出来上がったら、マス目をかわしながら陸地を縁取ります。僕は陸地という意味で、茶色を使いました。この段階で下書きの鉛筆を消しゴムで消します。

 

5 海・陸の色付け

最後に海や陸を色付けします。海は青色に、陸は砂漠はベージュ、平野は黄緑、ジャングル地帯は深緑で色付けします。またおもな山(アルプス・ヒマラヤ・ロッキー・アンデス・ウラル)などは山脈風に描いたりもします。

ポイントは全部塗ろうとは思わず、適度に塗ること

 

6 紙を折る

つづいてこのユポ紙をおります。

今回、僕が採用したのは「ミウラ折り」という折り方になります。ジャバラ折りの変形のようなこの折り方の特徴は、引っ張るという行為で開くということです。FUJI ROCKなどの音楽フェスのリーフレットにも採用されており、インパクトがあります。これを手製で作成しようというわけです。

折り方は「ミウラ折り」を商品化したZ-CARDのWEBサイトを参考にしました。

www.z-card-factory.jp

 

7 表紙の作成

そして最後に表紙の作成になります。

 

7-1 表紙用のベニヤ板のカット

ミウラ折りをして一面のサイズがわかりますので、そのサイズの1cm程度大きくベニヤ板をカットしてもらいます。ホームセンターでやってくれます。

 

7-2 ベニヤ板の角を紙やすりで磨く

ささくれがあるといけませんので、ベニヤ板を紙やすりで磨きます。僕の場合は時間が無かったので、ほどほどに断面を磨いただけです。

 

7-3 表紙をデザインする

表紙をマーカーで描きます。僕の作ったデザインが思いのほか塗る場所が多く面倒でした。このようにぬりつぶすのであれば、スプレータイプでやった方が綺麗で早かったです…。

 

7-4 表紙にニスをぬる

ここまでする必要もないのですが、スプレー式にニスで表紙をコーティングします。以前作った木工パズルの時のスプレーニスが余っていたからですが…。

 

7-5 表紙とユポ紙をくっつける

ニスが乾くのを待ってボンドで表紙をくっつけます。

ボンドが乾けば完成!

 

スゴロク制作で約3時間、表紙制作で1時間ほどかかります。ニスの乾かしなども入れると1日仕事となりました…。

完成した『せかいスゴロク』がこちら!

そんな1日仕事で完成した『せかいスゴロク』がこちらです。

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表紙は緑と青の両面としました。スプレーニスがうまくいかず、気泡が残ってしまいました。字が下手なのもご愛敬。

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ミウラ折りを開いていきます。こんな感じでジャバラを開けるカンジがワクワクするかと。

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これが中面の世界地図スゴロク。塗り方の参考にしていただければ。

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オーストラリアのあたりを拡大してみました。コアラのように抱き着くは、もはや王様ゲームのノリになっています。

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こちらは地中海。サハラ砂漠の大変さをあらわしてみました。おなじようなことがアマゾンやシベリアにもあります。

 

表紙のハンドメイド感はどうかと思いますが、中の地図スゴロクは各地を旅行していた時の思い出がよみがえります。

実はこの裏面に日本版のスゴロクをかくという案もあったのですが、もう力尽きて断念。

あとは子供が喜んでくれればと思っています。

AMAZON サイバーマンデーで、ついにKindle Paperwhiteを購入!

今週月曜日からスタートしているAMAZON のセール、サイバーマンデー。以前から欲しいとおもっていたKindle Paperwhiteをついに購入しました!

プライム会員なら7300円OFFの6980円‼なんと半額以下になっています。

※12月10日現在、在庫切れで配達が12月20日以降ということです。

開封の儀&ユーザーレビュー

それでは開封の儀です。意外と小さい箱に入っているKindle Paperwhite

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箱を開けると、こんな感じ。

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早速手に持ってみます。

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まず感じたのは、その手触り。画面はマッドな手触りになります。スマホのツルツルの画面に慣れた今では新鮮です。実はこのマッドな画面の方が指紋が残りにくいです。

重さは軽いのですが、文庫本などに比べるとやや重いかなぁ。片手で読むとなると、ちょっと重さがネックになるのではというところです。

画面の反応は、やや遅いです。ページをめくる部分ではこれぐらいでもストレスありませんが、ダウンロードするタイミングでのアマゾンページを検索する際はちょっと気になります。

充電はUSBのケーブルを通じて行います。1日30分の使用で数週間も持つということです。

ひとつ残念だったのは、プライム会員のメリットで毎月1冊無料ダウンロードができるのですが、このラインナップがイマイチでした。

Kindle版であれば何でもできるのかと思いきや一部のものだけでした。マンガや写真集が多く、読みたい小説や新書、ビジネス書などが少なかったです。とはいえ記念すべき1冊目にダウンロードしたのは、ちきりん著『「Chikirinの日記」の育て方』にしました。

 

それにしてもこの端末に数千冊を収容できるとは、便利な世の中になりました。旅行中とかに大活躍ですよね。

読書ライフを楽しみたいと思います!

ぜひこの機会にKindle Paperwhiteのご購入をお勧めします!

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

 

 

(読書)魔法的モノローグ台本+4+2/小沢健二

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今年6月に行ってきた小沢健二のライブで買った1冊。こちらエッセイが3篇と広告についての考察が書かれている。

エッセイでは、国際結婚をした彼による日常で感じる言語について書かれている。子供を育てていく中での気づきなんかも書かれています。

 

その後、本の大半を占めるのが広告についての考察。これは以前の書籍『企業的な社会、セラピー的な社会』でも考察されていましたが、それよりもわかりやすいお話しとなっています。

例えば、広告がマスコミを形成いることで世論は実は広告主の意向が間接的に影響していることからはじまり、現代生活では広告を浴び続けていること、世の中が若者文化だらけなのは広告主がそこをターゲットにしているからだったり、若者をターゲットにした方が広告効果が高いことなどなど。

載っていたエピソードの中で印象的だったのは、「モノ、カネ、外見を重視する気持ち」が強いと人生の満足度が低いという研究結果があること。実は「モノ、カネ、外見」をPRしたいのは広告主の多くであるという真実…。

 

随所に、小沢健二ってやっぱい賢いなぁと感じます。

ライブ会場以外では手に入らないのが残念。

lifeisashowtime.hateblo.jp

(映画)何者@109シネマズ を観て、氷河期に80社受けた僕が就職活動について考える

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★★★☆

これまた評判だった「何者」をやっと観てきました。

公開時に年間1位にあげた『桐島、部活やめるってよの』の朝井リョウ原作だったんですよね。

『桐島~』が学園群像劇だったのに対して、今作は就職活動というシチュエーションでの群像劇。就職活動か…、あー思い出したくない。

 

ストーリーは、元演劇の脚本を書いていたあくまで客観的な視点の主人公を中心とする5人の就職活動の群像劇。そこには一見仲よさそうに見える表とSNSなどでみせる裏側の顔が交錯する。

『桐島~』でも感じましたが、当時を振り返って、思い出したくない過去をえぐられるそんな感覚にえぐられる映画でした。

僕が考える就職活動とは、大人になるということとは、人生とは

就職活動ってこれまでの「横断歩道、みんなで歩けば怖くない」という世界から掘り出される儀式といえます。昔は元服や成人式がその部分を果たしていたのでしょう。いまの大人の儀式は就職活動であるといえます。

それは「一人で生きていく」ということを認識させられる機会であるということ。

 

本作では「1分以内で自己紹介してください」という定番の面接の質問が度々でてきます。多くの学生はそれを事前に準備するために、自己分析という名のものとに自分と向き合うことになります。

また仲良しこよしだった友達とも、実は戦友であるとともにライバルでもあり、明らかに差がつく機会でもあります。

映画でもこのあたりはよくあらわしています。内定が出たものが明らかに優位になる。その優位を妬む。また時に同じ会社の試験を受けていて、足のひっぱりあいになったりもします。

僕自身、80社も受けていたので、その辺の気持ちは痛いぐらいわかります…。そう最後は一人なんです。

 

あと映画からもよみとれる「大人になること」について。

ここ数年の僕の持論である「大人になるということ」とは、コンプレックスを受け入れること

コンプレックスを受け入れることは、なかなかハードルが高いです。人はどうしても弱みを隠したがります。カッコつけたいですから。

主人公はラスト、そのコンプレックスを少し受け入れたのでしょう、その表情が少しかわります。それが大人になるということなんだと思います。

 

もうひとつ、大人になるにあたって。

 

「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな」

 

これは主人公の言葉です。人は、2つに分けられます。

行動する人とそうしない人。

その差は山よりも高く海より深い。結果を出したかどうかもだが、出そうとしたか。それが大事です。

自分への戒めにもしたいです。

 

様々なことを考えさせられる1本でした。

 

nanimono-movie.com

 

(映画)この世界の片隅で@伏見ミリオン座

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★★★☆

 

あまりにも大絶賛評が多かったので観てきました。

舞台は戦時中の呉。そうつい先月に行ったばかりの呉の街が主な舞台でした。かつて東洋一の軍港といわれた町。背後に山が迫る港町。その山の手の一角に主人公が嫁いだ家があります。

やはり行った街が舞台だと非常に親近感がわきます。中心部に流れる川や呉駅の南の「大和ミュージアム」のあたりが軍の工場だったんだとか。

 

映画の魅力のひとつは、「のん」の天才的な声優っぷりでしょうか。広島弁好きの僕としてはもう、天然っぽくしゃべるそのセリフに心を撃ち抜かれっぱなしです。

 

ストーリーとしては、戦時中という特殊な状況下でも、その場を工夫して生きていく日常が描かれています。そうみんな「生きていく」ということに必死な様子が今の時代では染みるのではないのでしょうか。

 

この映画、冒頭に監督のコメント映像が流れます。そこでは「戦時中という時代の片隅で生きたヒロインと今の時代の片隅で生きる自分たちがどこかでつながっている」というようなことを語られていました。

 

人はどんな時代であれ、その片隅で生きている。

そして必死に生きているからこそ美しい。

 

ヒロインは戦時中という時代でも必死に生きていた。では僕たちは、どうあるべきなんだ?そんなことをスクリーンから問われるような映画でした。

konosekai.jp

lifeisashowtime.hateblo.jp

横須賀でネイビーバーガーと海軍カレーを食べてきた!

初めて横須賀に行ってきました!先月の呉に続き軍港の街の訪問です。

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鎌倉から行ったのでJR横須賀駅で下車。駅前にいきなり港があり、巡視艇(?)が停泊していました!このグレーの船というのが、軍港の街という感じを出しています。

呉が自衛隊であるのに対して、横須賀は米軍も駐留している点が違います。

 

京急汐入駅から続く「どぶ板通り」。平日のお昼ということもあって閑散としています。鎌倉とは大違いです。ただ見かける人は駐留の外国人が多いです。

「どぶ板通り」には、スカジャン屋さんも見かけます。

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横須賀のジャンバーということで「スカジャン」という訳ですね。

まずはネイビーバーガー

遅めに昼食で行ったのは、どぶ板通りにある「TSUNAMI」というお店。休日では行列ができるお店のようです。

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ロナルドレーガンやら第七艦隊やらという名前のバーガーが並んでいます。

こちらがネイビーバーガーという名のプレーンバーガー。

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アメリカ風の大味のバーガーでした。

続いて海軍カレー

夕食で訪れたのはどぶ板通りから一本外れた「ヨコスカシェル」というお店。夜だということもあり一見入りづらい雰囲気。外国のガラの悪いエリアにありそうな雰囲気なんですよね…。

カレーセットがこちら。牛乳がついているのが、給食のようです。お味はまぁ普通です。

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カレー以外にもから揚げなどがあり、パブ的な使い方をしている外国人がほとんどでした。

ちょっと日本ではない雰囲気がある横須賀。散策するにはいいですね。次は軍港巡りも楽しみたいです。

ヨコスカシェル

食べログ ヨコスカシェル

日本三大八幡宮である鶴岡八幡宮にお詣りしてきた!

出張のついでに鎌倉で下車し、鶴岡八幡宮に参拝してきました。参拝は過去にもあり多分2回目になります。

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平日というのに観光客が多い鎌倉。駅から八幡宮に伸びる小町通りはこの通り!年配の方や修学旅行生でしょうか中学生ぐらいの学生が多いです。

時間があれば食べ歩きもしたいのですが、今回は時間がありませんので、鶴岡八幡宮を目指します。

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小町通りもいいのですが、本来の参道は若宮大路と呼ばれる八幡宮から由比ガ浜まで伸びる大通りです。現在は、車道の真ん中に段葛といわれる一段高い参道となっています。

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鶴岡八幡宮の風景というと三の鳥居の先に続き、階段を上ったところにある本殿というこの写真でしょうか。山に囲まれた鎌倉ならではの風景ですよね。

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最後の階段を上っていく手前にあるのが、樹齢1000年といわれた大銀杏なんですが、2010年に倒伏してしまいました。現在は横にその根元が移設されています。また元の場所には若芽が出てきており、自然の生命力を感じます。

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銀杏は鶴岡八幡宮のシンボルということで、銀杏の形をかたどった絵馬があったりします。

本殿はこちら。

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間口は意外と狭いです。

中では時期柄、七五三のお参りが行われていました。

 

御朱印は長蛇の列の末に…

参拝が終わり御朱印をもらおうとするとかなりの列が…。15分ほど並んでやっと書いていただきました。それがこちら。

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鶴岡八幡宮は、宇佐神宮石清水八幡宮と並んで日本三大八幡宮ということです(筥崎宮という説もあるようです)。また相模国一之宮でもあります(こちらも寒川神社が歴史的には長いようですが…)。

次回は小町通りを冷やかしながら参拝したいですね。

www.hachimangu.or.jp