呉の宿について
宮島観光の後、初日の宿は呉になります。当然広島市内が希望だったのですが、土曜日のホテルはどこも満室。アパホテルのシングルルームが55,000円というふざけた値段で出ていたのが唯一の空きって!(55,000円あったら名古屋2往復できるやんけ!)
宮島周辺や岩国や呉もネットで出てくる範囲では空室なしという状況、ということで呉の民宿でめぼしいところに電話をかけて空きを確認という作戦に。実は民宿はWEBを持っていないところも多数あり、そういうところは意外と空いていたりするんですよね。予想通り2軒目で無事予約できました。駅から15分ほど歩きますが、2食付きで7000円でした。
行ってみると土木関係の人が泊まるようなビジネス旅館でした。部屋がタバコ臭かったりお風呂がおそらく男風呂しかないとか微妙なところはありましたが、食事はしっかり出てきましたし(こどもの分まで!)、部屋は広い。そして民宿ならではの従業員の人たちとの会話を楽しめました。
子供についてをきっかけに、カープの話で盛り上がりました。
父と子の旅行だとこうした民宿でも躊躇なく選べるのがいいですね。なかなか妻まで連れていくのは気がひけますので…。
大和ミュージアムへ
翌日、向かったのはすっかり呉の観光スポットとなった大和ミュージアム。1/10の大和や零戦の展示がハイライトでしょうか。
常設展では大日本帝国の海軍がどのように展開されたか、それと呉はどうかかわってきたか、造船技術についてということが丁寧に解説されていました。パネルや物品展示だけでなく映像解説が多いのも特徴でしょう。
会館の3階にはキッズスペースがあり、船にかかわる(浮力とか)物理現象を中心に体を使って体験できます。当然子供はこちらで大はしゃぎです。またちょうど日曜日ということでサイエンスショーがあり、「てこ」についてのショーもみてきました。
4歳の息子にはちょっと難しかったかなぁ…。
潜水艦に焦点を絞った「てつのくじら」!
大和ミュージアムの向かいにあるのが、海上自衛隊が運営する「海上自衛隊呉資料館」です。目印は、この潜水艦!
退役した「あきしお」という潜水艦で、全長76mになります。これが街中に展示されています!裏のスーパーとのミスマッチがたまりません。
中は、海上自衛隊の活動、掃海艇や潜水艦についての展示がされています。正直パネル展示が多いので子供には不向きかと。大人は興味深いです。特に機雷についてや潜水艦については、知識もなかったので、これは面白い展示でした。
目玉は屋外に展示されている「あきしお」の中に入ることでしょうか。かなり狭い船内。予想はしていましたが、本当にこの狭い中で生活するとなると発狂しそうですよね…。
ぜひ大和ミュージアムと一緒に行きたいスポットです。
呉の魅力
大和ミュージアムとてつのクジラ館と立て続けにみて、バタバタ広島に戻りました。実質半日の滞在でしたが、自衛隊と造船の町という雰囲気は初めて感じる雰囲気でした。
他の港町とは明らかに違う。。。
自衛隊の灰色の船舶に混じって、造船の街ということで大型タンカーなどが作られている港の雰囲気は他では観られません。
これは街づくりのオリジナリティにつながるでしょうね。
グルメでは「呉海自カレー」というものを街として押しているのもそのイメージにあっていていいですよね。
あと、呉の海上自衛隊が毎週日曜日に艦艇公開というものを行っているようです。行った日は実施されていなかったのですが、事前予約が必要ですが、これも貴重な体験。次回、呉に行った際はぜひ行ってみたいです。