名古屋市博物館で開催れているムーミンコミックス展に行ってきました。
ムーミン童話の原作者トーベ・ヤンソンによる漫画・ムーミンコミックスは、イギリスの「イブニング・ニューズ」紙で1954年から連載がスタート。トーベの末弟ラルスは当初から資料集めや英訳を担当していましたが、1960年から彼が1人で漫画を制作するようになります。20余年続いたコミックスは20か国以上で翻訳され、今日のムーミン人気につながっています。
本展ではムーミンコミックスにスポットを当て、未邦訳のストーリーやコミックスだけに登場する個性的なキャラクターなどを紹介します。キャラクターの設定画や習作、原画など日本初公開となる貴重な約280点を通じて、楽しくも奥深いムーミンの豊かな世界をお楽しみください。
ムーミンといえば、トーベ・ヤンソンのイメージでした。しかし展覧会で知ったのですが、後期は弟のランスが1人で書いていたという。
また新聞での4コマ漫画のような形で連載をしていたんですね。
新聞での3~4コマでの一段漫画ですので、小話がつながって物語になるという形になります。コマ割りでも登場する物などでコマ割りをやったりする工夫が随所に見られます。
もうひとつ見ていて気になったのは、スケッチのような技法。線の太さや密度で人物(ムーミンは人物か?)や物を表します。決して絵ではなく、スケッチのような線画。新聞とう紙面ではこうするしかなかったのでしょうが、これが味になっています。
今回の展覧会ではここムーミンのキャラクターには、それほど焦点が当てられていませんでした。あくまでもコミックとしてムーミン。
あとはお土産コーナーがかなり広い!これはファンにはたまりませんよね。
ムーミンの絵のようなスケッチができるようになりたい。