子どもたちと、テレピアホールで開催されている「Mozu アートワーク -ちいさなひみつのせかい」に行ってきました。
日常の風景をリアルに再現したミニチュアがSNS で注目を浴び、メディアなどの多方面から取り上げられているアーティストMozu(モズ)こと、水越清貴。まるで部屋の片隅にこびとが住んでいるかのような、リアリティあるミニチュア「こびとシリーズ」などで知られ、 Twitter約20万人、Instagram 約22万人など多くのSNSフォロワー数を持つ話題のクリエイターです。(2021年4月末現在)
その作品は、超精巧なミニチュアに留まらず、コマ撮りアニメ、トリックラクガキなど、多岐にわたります。本展では、人を驚かせることが大好きなMozuのこれまでの作品群はもちろんのこと、新作・絵コンテ・設計図など Mozu の世界を網羅し、そのすべてが詰まった内容です。
一部作品を除き、写真撮影が可能な体感型の初の展覧会です。
中学時代からミニチュア制作をしている彼。初期の学生の部屋からスタートし、高校時代に制作した大作の教室、さらに人気の「こびとシリーズ」などが展示されています。
これらが人気になったのはやはりSNSで目を引くからなんだろうなぁと思ってしまします。
錯視を利用した手書き作品もあり、これもまた実際カメラを通して見るということにフォーカスしています。
美術というよりもメディアアートなのではないかと思うこのスタンス。コマ撮りアニメなども取り組むあたりをみるとスタンスはやはりメディアアートなんでしょうね。
観ていて楽しい展覧会でした。