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この国にばかり怪獣が来る……シン・ウルトラマン@109シネマズ名古屋

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★★★

 

仕事がひと段落着いたので、子どもたちと『シン・ウルトラマン』を観てきました。公開から少したっていましたが、まずまずの集客。やはり庵野ブランド健在です。

 

冒頭から怪獣に襲われる日本を矢継ぎ早に見せます。そうこの国は、次々と怪獣に襲われる国なんだという前提の上で、ウルトラマンが登場します。

 

シンゴジラが、怪獣の姿をなかなか見せなかったことに対して、シンウルトラマンは最初から惜しみなく怪獣が出てくる映画でした。

一方、中盤からは一転、人間劇の要素が強くなります。ウルトラマンの正体から始まる異星人との駆け引き。この異星人との駆け引きは、まるで『三体』のようでもあります。

人類の叡智を大きく超える地球外生命体。ウルトラマンもそのひとつでした(ウルトラマン以外もいるのですが)。この異星人との関わり方こそが、本映画の見所だったと思います。

もちろんシンゴジラにあった、官僚組織のユーモアも健在です。

怪獣映画を通して、人間社会を表現した本作。観ておくべき映画ではあります。

長澤まさみの性を強調しすぎの批判は、僕も少しやりすぎではと思うのは同感です)

 

shin-ultraman.jp